ステキ先輩になるためには? 会社でなめられないために「気をつけるべきこと」10
今年も1カ月が過ぎ、いよいよ仕事モード全開になってきたころでは? しかし職場では、自分勝手に努力して……….≪続きを読む≫
【理論編】
上司は、尊敬される人である必要があります。
会社が利益を出すためにも、
上司は尊敬をされていなければならないのです。
尊敬とはつまり、上下関係のあるラポール状態です。
上下関係がある、親近感を持つことです。
これが、暗黙知を伝えるための必須条件です。
言い換えれば、この上下関係のあるラポールがないと、
形式知と伝えることはできても、暗黙知を伝えるスピードが、
格段に下がってしまいます。
あなたのことを信頼も、尊敬もしていない人に、
あなたが何かを教えることなどできません。
だから、尊敬を得るような人である必要があります。
でも、部下は、上司を尊敬する必要なんてありません。
また、尊敬を強要することはできません。
すべては委任契約、または労働(雇用)契約という契約関係です。
役員同士、従業員同士は直接的な契約関係はなく、
よって、対等なのです。
もちろん、上司には指揮命令権はありますが、
それは、あなたが雇用主と間で、契約を結んでいるからです。
その人自身が持つ権力、パワーではなくて、
あなたが雇用主に与えたパワーの一部を、
借りているだけの存在にすぎません。
つまり、上司のパワーの源は、あなたなのです。
パワハラというのは、あなたが与えたパワーを濫用している、
法理論もわからない、調子に乗った勘違いがしていることですから、
そんな人の言葉を、真に受ける必要は全くないのです。
あなたは、パワハラ上司をいつでも倒すことができます。
プロボクサーが、素人を相手にしないように、
あなたも、その人の相手をする必要はありません。
倒せるのはわかっているのですから、
そんな輩の相手をする必要はないのです。
もちろん、攻撃を受けて心が傷つくのは仕方ないとしても、
あなたのセルフイメージ、自己イメージは下げないでくださいね。
高いセルフイメージを、保っていてください。
【実践編】
1 パワハラ上司の権力の源が何かを、真剣に考えてみましょう。
2 その権力の源を崩す方法を、考えましょう。
3 どうしても耐えられないときに、その権力崩しを実行できるように準備しましょう。