パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

言葉の攻撃から、あなたを守る簡単な方法【職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する】

投稿日:

【理論編】

 パワハラ・セクハラ等の嫌がらせを受けたら、

 誰でも心が傷つきます。

 叩かれて嫌な気持ちになる人がいないように、

 心に攻撃を受けたら、誰でも嫌な気持ちになるものです。

 

 それを踏まえた上で、いかに自分が傷つかないかも大切でしょう。

 レーサーはスリップをしたときに、復活するポイントを探すそうです。

 それをリカバリーポイントと呼ぶようなのですが、

 傷ついたときもこのリカバリーポイントを探すことが、とても大切です。

 

 今すぐに退職ができないのだとすれば、

 いかに傷つくのを減らすことができるか、

 もし傷ついたとしても、いかに早く回復できるか重要になるわけです。

 それがあなたの心を守ることにつながるからです。

 

 基本的な技は、セルフトークのコントロール、となります。

 自分の心の中の声を、コントロールすることです。

 基本は「自分らしい」と「自分らしくない」。

 なりたい自分が「自分らしい」、そうでない自分は「自分らしくない」と心の声をコントロールします。

 たとえば、上司から「スタンドプレーをするな」と言われて、落ち込んでいるとします。

「スタンドプレーというのは上司の評価に過ぎない。

 私は会社の目的に照らして自己判断をしたのだし、
 
 その判断が間違っていたとは思っていないのだから、

 上司の評価で傷つくなんて、自分らしくない。」

 このように心の中で、心の声をコントロールするのです。

 あなたが挨拶をしても、挨拶を返さない上司に対しては、

「私は1年後には独立して多くの人を雇う人間になっているのだから、

 このような一社長の言動に振り回されるなんて、自分らしくない。

 相手がどうであろうと、自分は自分が正しいと思うことをしよう。」

 と、いうように心の中でつぶやきます。

 

 実際に、あなたが、そんな人たちの評価に心を傷つける必要は、まったくありません。

 イチローが、草野球の監督に怒られて、気にするか、です。

 あなたはイチローであって、草野球の選手ではないわけですから、

 そんな言葉をずっと気にしているほうがおかしいわけです。

 

 世の中には、会社内でしか通じない権力にしがみついて、

 それをまるで自分がもともと持っていた力のように勘違いする人達がいます。

 そんな小さい人達に、どうか振り回されないでください。

 攻撃をされたら傷つくのは当然ですが、
 
 その評価をあなたが受け入れる理由はまったくありません。

 これだけは、覚えておいてほしいなと思います。

【実践編】

1 もし言葉の攻撃を受けたら、心の中でどうこたえるか、を決めておきましょう。
 「もしX(状況)なら、Y(行動)する」という形式でプランニングすることで、無意識が自然と思い出してくれるようになります。
 自動で防御反応を起こせるようになるわけです。
  例:もし言葉の攻撃を受けたら、心の中で『こんなことを気にするなんて自分らしくない。』という。
  
2 1で決めたプランを心の中で3回唱えておいてください。
  1で決めたプランはIF-THENプランニングと言いますが、心理学で3回心の中で唱えるだけで、
  その決めた行動が実行される確率が、何もしない場合に比べて、2倍以上に跳ね上げることが分かっています。

-職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

no image

パワハラから脱出するために、ゴールを設定する。

パワハラから脱出して、あなたはどうなりたいでしょうか。 ここが決まらないと、取るべき行動も決まりません。 方法は、目的と現状によって決まるからです。   【1】復讐したいというのも、立派な動 …

100%自分原因説は、間違いだ。【職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する】

25歳以下は要注意!モラハラのターゲットになりやすい人の特徴 いま、モラル・ハラスメントは深刻な社会問題のひとつ。 日本法規情報株式会社が678人を対象とした調査……&#823 …

no image

2つの質問で理性を働かせる。【職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する】

メルマガ読者限定で、 「私のレッスン生による無料コーチング」を募集しました。 すぐに応募いただいた方が数名いらっしゃいました。 こういう小さいチャンスをつかめる方が、 大きなチャンスをつかめるのだと思 …

no image

自己肯定感を高め続けると、嫌がらせはなくなる

自己肯定感を高め続けると、 嫌がらせはなくなります。   少なくとも、直接的なものから、 間接的なものへと移行します。   そして、さらに自己肯定感を高めると、 間接的なものさえも …

no image

嫌味も、パワハラに該当する。

個別メール相談のリンクです。 ⇒パラハラから脱出する現実的な解決策を知りたい方は、こちら   嫌味を言うぐらいなら、パワハラじゃないと思っている人が多いです。 そして、「嫌味など気にしなけれ …

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。