パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

自己評価が高い人だけが、パワハラに対抗しつづけられる。

投稿日:

girls' soccer goodbye ritualCreative Commons License woodleywonderworks via Compfight

【1】自己評価が、行動のスイッチとなる

自分をどれだけ高く評価しているかによって、行動ができるかどうかが決まります。

自分を低く評価している人は、なかなか行動を起こすことができません。そして、行動を起こした場合でも、行動を続けることができません。

自分を高く評価している人は、すばやく行動に移すことができます。そして、障害があっても障害を克服するための行動を取り続けられます。

言い換えると、パワハラを受けているのが自分らしいと思っているかどうか、です。

パワハラを受けていることについての自己評価が、行動のスイッチとなります。

 

【2】自己評価が上がると、行動するようになる

自分を高く評価し続けることができれば、自然と行動を起こし続けるようになります。

現状に満足できないようになるからです。「私が、パワハラを受ける理由などない!」と本気で思っていたら、何かしらの行動に出るものです。同僚に相談したり、上司に相談したり、専門家に相談したり、現状打破のための行動を取らずにはいられなくなるのです。

逆に言えば、現状打破のための行動がとれていないときは、自己評価が下がっていないかどうかに注意した方がよいでしょう。

 

【3】自己評価は、自分で自由に上げられる

他者からの評価を上げるには、実績を作る必要があります。

しかし、自分を高く評価するのに実績は必要ありません。自分で自由に挙げればよいのです。私の知り合いは自己評価が高い人がたくさんいますが、自分の作った作品にほれぼれしています。そして、”理解されるまでもう少し時間が掛かるかもな”と言っています。

自己評価が高いので、行動力も半端ありません。評価されていない現状がおかしいのですから、行動量が増えるのは当然です。たとえば、ブログで言えば1日1万字を軽く超える文章を書いたりしています。

実績があるから自己評価が高いのではありません。自己評価が高いから実績が生まれていくのです。

では、行動の源となっている自己評価はどこから生まれたのでしょうか?もちろん、自己評価ですから、自分で生み出しているのです。

 

【4】常に自分を高く評価する訓練をする

自己評価は、自分で自由に決められます。

ただ、自己評価を高めるのは簡単なことではありません。自己評価を上げようとすると必ず、心の中で反発が生まれるからです。自分で自分を低める心の声が出てきます。

ですから、自己評価を高めるには訓練が必要です。自分を高く評価する練習を毎日することで、自己評価を高く維持できるようになります。身体を鍛えるのと同じです。多くの人にとって高い自己評価とは、訓練によって身に付けるものです。

もし行動を起こせないなら、行動を起こそうとするのではなくて、自己評価を高める訓練をしましょう。現実を見据えつつも、自分を高く評価する練習を続けるのです。何度も何度も繰り返し訓練をすれば自己評価は高まっていき、自然と行動を起こさないと気が済まない状態になっているでしょう。

 

-職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

パワハラを防止することは、コンプライアンスとして大事。その上、利益にもつながる。

パワハラを防止することは、コンプライアンス上も大切です。   この数ヶ月だけでも、記事になったパワハラ事件が数件あります。 http://www.asahi.com/articles/ASJ …

no image

パワハラ脱出後をイメージしよう。

 モチベーションは、    ゴールと現状のギャップを、    無意識が感じることによって生まれます。       「私は○○であるべきなのに、     …

no image

気持ちよくお金を払えるように、少しサービスを改善しました。

個別メール相談のサービス内容を、少し変更しました。 変更点は「後払いにしたこと」です。 【1】被害者だからこそ、「気持ちよく支払えること」は重要 「どうすれば、気持ちよくお金を払っていただけるか」を考 …

no image

「無理難題」は、定義上、パワハラに該当するか?

パワハラは、法律上、定義されたものではありません。 行政が、それぞれ独自に定義を出しています。 たとえば、厚生労働省や法務局、教育委員会は、それぞれ別のパワハラの定義があるのです。 その中でも、多くの …

no image

パワハラを誰に相談すればよいか分からないときは、まず友人に相談してみるのもいい。

パワハラ被害を誰かに打ち明けるのは、勇気がいることです。 特に、同僚や上司に相談するとなれば様々なリスクがあります。 ですから、友人に相談するというところから始めてみるのも1つの手ですね。誰かに打ち明 …

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。