労働契約では、雇用主が被用者に対して、
指揮命令権を持ちます。
これが請負や委任契約との違いを生み出す、
労働契約の特徴です。
言い換えれば、請負人や委任を受けた人は、
原則としては、指揮命令を受けません。
だからこそ、指揮命令に従う必要があるのですが、
もちろん、従うべき指揮命令は、法律の範囲内のものだけです。
違法な行為をさせることを命令しても、
それは法律上は無効となります。
民法
(公序良俗)
もちろん、だからといって、命令を拒否してくださいとは言いません。
それができれば、苦労はしないでしょう。
ただ、その業務命令は無効だと知っていることで、
あなたは行政や法律家に、頼りやすくなるはずです。
たとえば、あ労働基準監督署に相談に行きやすくなるでしょう。
法律知識は、戦うときぐらいにしか役立ちませんが、
戦う準備をするためにも、やはりある程度の知識は必要だと思います。
違法行為を強要されたら、それをメモして、
まずは労基署に相談に行ってみましょう。
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