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パワハラに仕返しする場合の注意点

投稿日:2016年10月12日 更新日:

「パワハラに仕返ししたい」

この気持ちを持つことは、当然です。

加害者が得をし、被害者が損をするのがパワハラです。

復讐心を持つこと自体は、当然なのです。

 

【1】辞める覚悟が必要

復讐心を持つことは、悪いことだとは思いません。

しかし、復讐する、仕返しをする場合には、

辞める覚悟が必要です。

 

会社を辞めてもよいと思えない限りは、

仕返しをすることは避けた方がよいでしょう。

言い換えれば、仕返しを始めるとしたら、

「もう辞めてもよい」と思えたあとだけです。

 

【2】徹底的に仕返しをすること

一度、仕返しを始めたなら、

徹底的にやりましょう。

これは、仕返しへの仕返しをさせないためです。

「あなたに手を出したら、自分が損をする」と思わせないといけません。

社会的に抹殺するぐらいの気持ちでやらないと、

あなたはきっと、さらなる報復を受けることになるでしょう。

 

【3】証拠を集めること

しかし、仕返しをするには、やはり証拠が必要です。

特に権力を動かすには、しっかりとした証拠が必要。

被害メモをこまめに書き、ボイスレコーダーで録音して、

 

パワハラ行為の証拠を徹底的に集めましょう。

 

証拠がなければ、権力を動かすことはできません。

権力が動かなければ、どうしても仕返しの詰めが甘くなります。

 

 

【4】覚悟の問題

最終的には、仕返しをできるかどうかは覚悟の問題です。

そして、覚悟ができるかどうかは、許容損失の問題です。

どこまで損を被ってもよいと思えるかです。

 

会社を辞めてもよいと思っているなら、

周囲の人にどう思われてもいいと思っているなら、

仕返しをすることはできます。

 

でも、会社を辞めることができない、

周囲の人に嫌われたくないと思っていたら、

仕返しなんてできません。

 

方法の問題ではなくて、メンタルの問題です。

「仕返しをしてスッキリしたい」と思うなら、覚悟を決めましょう。

覚悟を決めないと、法律なんて使えません。

 

 

 

20160804

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