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職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

パワハラ・職場での嫌がらせを気にしないなんて、できるはずがない。

投稿日:2016年12月4日 更新日:

パワハラ・職場いじめ・嫌がらせを受けている人に対して、「気にするな」、「そんなもの無視すればいい」と言う人がいます。

たしかに、それができるなら、それに越したことはないでしょう。しかし、そんなことができるものなのでしょうか。

【1】人間は、害意・敵意に敏感にできている。

人間は、もともと他人からの評価に対して、敏感に反応します。

意識的・無意識的に、他者からの評価を、自己評価に取り入れていることが心理学的にもわかっています。

また、他人からの害意などに気づくと、いっそう警戒態勢に入って、他人の害意に気が付きやすくなることも、心理学的にわかっています。

つまり、パワハラ・職場いじめ・嫌がらせなどを受けている最中に、それが気になるのは、人間として当然のことなのです。

「気にしないほうがよい」という人は、理想論を語っているに過ぎません。

弱い人間だから気にしてしまうのでもありません。

他人からの評価というものが、気になるのが人間として当然なのです。

悪意・害意が向けられているなら、なおさらです。

【2】気にしないほうが、危険だったはず

他人の敵意・害意に気が付かなければ、自分が攻撃をされるかもしれません。

むしろ気にしないほうが危険です。

また、どれだけ人ごみにいても、自分の名前は聞こえるものです。

カクテルパーティー効果と呼ばれたりもしますが、脳はそのようなことを自然とやってのけます。

これは逆から言えば、自分に関わることは脳は自然と組み上げてしまうということです。

気にしないというのが、そもそも無理な話なのです。

【3】気になってしまうのは、自意識過剰ではない

よく、「自意識過剰」と言う人がいるのですが、そうではなくて、人間はそのようにできているのです。それは自意識過剰なのではありません。

「気にしないでおこう」と思っても、気になるのが当然なのです。

しかし、できるだけ受ける被害は少なくしたいのも当然です。

では、どうすればよいでしょうか。

【4】セルフトークをコントロールする

セルフトークとは、心の中の声のことです。

心の中で自分を褒めることは、他人から褒められるのと同様のインパクトがあることが、心理学の実験でわかっています。

さらに、ネガティブなものの影響は、ポジティブなものの、少なくとも7倍以上のインパクトを持つことも、分かっています。

簡単に言えば、1回ネガティブなことがあれば、7回ポジティブなことがないと、フラットに戻らないということです。

しかし、ポジティブなことは、簡単には増やせません。

ですから、心の中で自分を褒めるのです。自分で自分を褒めることは、誰の力を借りることなくできます。24時間365日、必要な時に必要なだけ実行できます。

【5】パワハラ被害者に必須の心理技術

これは、セルフトークのコントロールといい、コーチングの基本的なテクニックの1つです。

セルフトークのコントロールは、次の2種類が基本となります。

  1. ゴールに向かっているときは「自分らしい」
  2. ゴールに向かっていないときは「自分らしくない。次はこうしよう」

まずは、自分が達成したいと思うゴールを設定します。

その上で、そこに少しでも向かっていたら「自分らしい」と心の中で言います。

反対に、そこに向かっていないときは「自分らしくない」というのです。

パワハラ行為を受けて、「もうイヤだ!」と思ったとします。

「もうイヤだ!」と思ったことは、きっと「自分らしい」と言ってよいはずです。

しかし、「イヤだ!」と思うだけで何も行動をとっていない自分は「自分らしくない」でしょう。

ですから、「『イヤだ!』と思っているだけで行動していないなんて自分らしくない。この職場をいち早く辞められるように、行動を行おう。」と、心の中で言うのです。

これをセルフトークのコントロールと言います。

パワハラ被害に遭っている人が、自分を守るための必須の技術の1つです。

【6】自分を常に高く評価する習慣をつける

つまり、セルフトークのコントロールとは、現実を認めつつも、常に自分を高く評価し続けることです。

「ゴールに向かっている自分こそが自分らしい」と、本気で評価しつづけること。

徹底的にこのような評価をし続けると、自然と自己肯定感が高まっていき、他人の評価が気になりにくくなります。

そもそもパワハラ・職場いじめ・嫌がらせを受けているときは、自己肯定感・自己効力感が下がりがちです。ですから、徹底的に自分を高く評価しつづけてみてください。

それがあなたの心身を守ることにつながり、また、辛い現状から抜け出すためのエネルギーを生み出してくれるはずです。

 

〈追伸〉

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(関連動画)

 

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