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職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

パワハラ、モラハラで「被害妄想だ」と言われたら、あなたがするべきこと。

投稿日:2017年1月7日 更新日:

パワハラ加害者に「被害妄想だ」と言われた。

このような経験を持つ被害者は、少なくありません。

パワハラ・モラハラ加害者は、あなたを少しずつ追い込んでいきます。

そして、あなたが反論をすると「私はそんなことは言っていない。被害妄想だ」と言います。

「被害妄想だ」、「頭がおかしいじゃないのか」というのは、加害者が好んで使う典型的な言葉です。

この言葉を聞いたときどう対応すればよいのかを、今回はご説明します。

【1】その場でメモをとる。

最初に、「被害妄想だ」という言葉を言った事実をメモしましょう。

日常生活において、または指導の場において、誰かに対して「被害妄想だ」ということは、通常ありません。

つまり、「被害妄想」という言葉自体が、侮蔑する言葉なのです。

被害妄想だと言われたこと自体が、ハラスメント行為であることは、ほぼ間違いないことですから、まずはメモしましょう。

【2】普段から職場でメモする習慣をつける

侮辱発言をメモするために、メモ帳を持ち歩く習慣をつけてください。

普段からメモ帳を取り出してメモする習慣があるから、侮辱的発言もメモができます。

メモする習慣がないのに、侮辱発言のときにメモ帳を取り出すのは危険です。

証拠集めは、加害者に気づかれないように行うのが鉄則です。

私はB7サイズのメモ帳をポケットに入れて、持ち歩いています。

そして、普段の仕事でも、すぐにメモする習慣をつけています。

普段からメモしているので、加害者の言葉をメモすることもできるようになるんです。

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パワハラ被害に遭っているときはミスも増えやすいので、その意味でもメモする習慣をつけるのは得策です。

【3】本当に被害妄想かどうかは、考えないようにする

本当に被害妄想であるかどうかは、考えないようにしましょう。

被害妄想かどうかを考えることは、あなたにとって何の役にも立ちません。

被害妄想かどうかを考えること自体が、あなたを不安にさせてしまいます。

考えること自体を辞めましょう。

また、あなたは加害者に対して、被害妄想でないことを証明する義務はないんです。

被害妄想であるかどうかを判断するのは、加害者ではなく、第三者だからです。

【4】被害妄想かどうかを評価するのは、第三者

変質者である加害者が何を言おうと、行政や司法が「それは被害妄想ではないですね」と言えば、それは被害妄想ではないのです。

 

被害妄想かどうかを判断するのは、客観的立場にいる人です。

加害者がどのように判断しようが関係ありません。あなたが考えるべきことでもないのです。

【5】被害妄想かどうか、行政機関に聞いてみよう

あなたが日々されている行為を書き出し、そして、その状況から抜け出すためにしている行動を書き出して、その上で「被害妄想だ」と言われたことを、行政や司法に「被害妄想と思うか」と相談してみましょう。

もしくは、ブログで文章を書いてみて、読者に尋ねてみてもよいでしょう。

もし第三者から「被害妄想だと思う」と言われたら、より信ぴょう性の高い証拠が必要となります。被害メモだけでなく、録音・録画を試みてみましょう。

パワハラ加害者は同じ言動を繰り返す習性がありますから、被害を訴えたらまた「被害妄想だ」と言う可能性が高いです。相手がそのように言う可能性が分かっているなら、録音・録画もしやすいですから、録音・録画をしましょう。

 

関連動画

 

 

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執筆者:


  1. 井上早苗 より:

    今年の3月に店長と些細なことで揉めており「帰れ❗」と言われたから指示道理に帰ったのに、勝手に帰ったと法務部や顧問弁護士まで出て来て「帰れ」とは言ってないと言われています。周りのパートさん達も見方に付けて承認になって貰っているのですが……今年で5年8ヶ月の勤務になるのですが雇い止めにすると言われています。代理弁護士の説明の書類に「被害妄想」で発言をしている等を書かれています。飲食の仕事なので衛生面やオペレーション等を意見したら前からいるパートさんの心情を考えてその場でダメなことがあっても注意するなと言われています。「お客さんに出す料理の事ですよ。」と言っても聞き入れて貰えずそこの店舗から外されました。
    私も色々とパートさん達に言われているのですがそれは「悪意も悪気もない」と言われています。ここではあまり詳しい内容は書けないですがやっていないことで法務部の方からも攻められ、証拠を求めても出してもらえず4ヶ月経った位に言い間違えで撤回との書類を代理弁護士に頂きました。でもその内容も盛り込まれている「懲戒処分」を下されているのでおかしくないですか?と言っても「懲戒処分」「雇い止め」変わらないと言われています。やったかどうかは関係なく今後、やらないで下さい。との回答が来ました。
    色々と話し合いの音声もとっていて退職の強要もあり「あれはグレーゾーンだ」と発言している店長の発言もあるのですがその音声を送っても「言われている事が分からないのでコメントは控えさせて頂くと言われました。」仕事の内容は好きだし5年8ヶ月も働いているので辞めたくはないのですが…

    • 三國 雅洋 より:

      井上さん、コメント拝見しました。
      お辛い状況であることは重々承知のになのですが、詳しい状況等を把握できないため、こちらではご回答はできません。
      ただ、まずは、井上さんが望まれている解決を明確にしていただきたいです。退職せずに現在の職場を続けることをご希望なのだとは思いますが、それでは同じことが繰り返される可能性が高いです。
      ですので、どのようになれば井上さんにとって理想的であるかを、ぜひ一度、考えてみてください。

      • 井上 より:

        早速の返信ありがとうございます。
        もともとは4年前に会社のホットラインに相談したことからエリアのSVから嫌がらせをされています。店長に目の前で包丁を突き立てられたり等、直接ではなく店長等を使って圧力を掛けており、もう似たようなことを繰り返されていて移動を一度しましたが移動先でも似たようにPAさん達からも色々言われ今回初めて雇い止めを言ってきました。
        被害妄想で検索したらこちらがヒットしたので内容を読んでコメントを残してみました。他の上司の方は言い方も多いので今回、法務部の方や弁護士に必要以上に色々言われるので、役員に直接言われている内容、おかしくないですかとメールしたら余計に攻撃を受け最終「被害妄想」との回答をされたのでただこちらは音声もあるのでちゃんと聞いて頂き間違いを謝って頂ければ・・どうやったら謝ってもらえるかも考えコメントしました。明日には労働局に行くのですが沢山貰った書類と「被害妄想」文がどんな位置関係になるのかを知りたかっただけです。

  2. 山内弥生 より:

    今回 上司が代わり 半年ほど経ちます
    今月の勤務が 160時間を超えるので 上司が修正してくれて 送られたメールが
    「勤務時間は自分で管理して下さい、修正すると みんなに迷惑がかかりますので 宜しくお願いします
    何故残業をしたことがわるかったのか?
    終了時間になり帰ろうとしたら お客さまがいらして 窓口にて対応した人が私だったため 仕方なく1時間ほど残業となり…
    それについては何も聞かれず
    残業した事 時間調整することはみんなに迷惑になることだけを言われるのはおかしいと上司に話すと それは被害妄想やわ さあ言うつもりでメールしてないから!!被害妄想する人なんやな〜 わかった 

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