パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

法律関連 職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

証拠があるから、国家権力を味方にできる。国家権力を味方につけるから、強くいられる。

投稿日:2017年1月22日 更新日:

パワハラを解決するためには、法律知識は必須です。

 

パワハラに関係する法律を知っているからこそ、

適切な対処ができるようになるのです。

 

法律で可能なことと、

不可能なことが分かっていないと、

自分が不利になることさえあります。

strella sphere

Creative Commons License Philippe Put via Compfight

 

【1】パワハラは、法律上は定義されていない。

パワー・ハラスメントには、法律上の定義はありません。

学校の「いじめ」は、法律上の定義があります。

また、「セクシャルハラスメント」にも、法律上の定義があります。

 

しかし、パワー・ハラスメントは法律上は定義されていません。

 

【2】パワハラであるからと言って、何かを請求できるわけではない。

パワハラは、法律上は定義されていません。

そのため、パワハラであることを証明しても、

それによって直接的に何かを請求できるわけでもありません。

 

所謂、男女雇用機会均等法11条1項には、次のように定められています。

事業主は、職場において行われる性的な言動に対するその雇用する労働者の対応により当該労働者がその労働条件につき不利益を受け、又は当該性的な言動により当該労働者の就業環境が害されることのないよう、当該労働者からの相談に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備その他の雇用管理上必要な措置を講じなければならない。

この条文があることによって、

セクハラには、特別に調停による解決の道が開かれます。

 

しかし、パワハラについては、

そもそもパワハラ行為が法律上は規定されていません。

ですから、他の法律を利用して解決を図るしかありません。

 

【3】法的知識を知らなければ、適切な証拠集めができない。

パワハラは、結局は、

他の法律によって解決をすることになります。

 

しかし、どの法律を使うかを知らなければ、

適切な証拠集めもできません。

 

法的知識があるからこそ、

どんな証拠が必要となるのかが分かるのです。

 

【4】証拠がなければ、国家権力は動かない

行政、司法のどちらにしても、

証拠がなければ動きません。

 

労働局、労基署、人権擁護委員会、警察などの行政は、

基本的には中立の立場です。

被害者の味方ではありません。

 

あなたが被害者である証拠を示すことが、

何より大切となるのです。

 

【5】適切な証拠集めが、パワハラ解決には必須

つまり、証拠集めが大切だということです。

 

証拠の集め方については、下記のステップメールに

詳しく書いてあります。

もし、詳しい方法を知りたい方は、ぜひご登録ください。

 

パワハラは、もともと証拠が集めにくいものです。

ですが、証拠がなければ、国家権力を味方に付けることはできません。

ですから、ぜひ適切に証拠を集めてください。

 

証拠集めが、あなたがするべきことの1つです。

 

【無料メルマガ】『パワハラ被害者を助けたい!』
読者登録フォーム
お名前(姓名)
 姓  名 
メールアドレス
受信形式
HTMLメール
文字メール

-法律関連, 職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

メンタルコントロールの技術を身に付ける。【職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する】

 パワハラ・職場いじめなどに遭いだしたら、  最初に身に付けてほしいのが、  メンタルコントロールの技術です。    私の経験上、  被害に遭いだして6ヶ月以内には、  9割以上の人が、体調を崩します …

no image

厚労省パワハラ6類型「個の侵害」の例

厚生労働省は、パワハラを下記のように定義しています。 職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身 …

no image

パワハラは、カウンセリングだけでは解決できない。

カウンセリングだけで、パワハラやいじめ問題が解決できるでしょうか? 先に結論を言えば、それはまずできません。 【1】カウンセリングの基本方針は、元に戻すこと カウンセリングの基本方針は、”元の心理状態 …

no image

パワハラに仕返しするなら、一気に徹底的に

加害者に仕返しをするなら、一気に徹底的に、容赦なく、行いましょう。 そうしなければ、再報復を受ける可能性があるからです。   過去のパワハラ処分事例でも、パワハラ被害を内部告発した人が、加害 …

パワハラ・職場モラハラを受けて、再就職したくない。それなら・・・

パワハラ・職場モラハラ被害を受けた。 それによって退職をした。   そのような人の中には、 会社に行くこと自体を、 ”できなく”なる人が大勢います。   少し前ならカウンセリングで …

読者登録フォーム

【無料メルマガ】『パワハラを脱出する方法』
読者登録フォーム
お名前(姓名)
 
メールアドレス
受信形式
HTMLメール
文字メール
2017年1月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

パワハラなんかに負けない。

あなたはパワハラなどに負けたりしません。

法律面・心理面・経済面の3側面を考慮に入れた、現実的な解決策を実行しましょう。

パワハラ問題の専門家による現実的な解決法は、こちら。

↑無料個別相談会へのリンク

カテゴリー