動き続けなければ、現状を変えることはできません。
パワハラから抜け出すときも同じです。
常に動き続けることです。
そして、大切なことは、常に新しいことを
取り入れていくことです。
動き続けなければ、現状は変わらない。|三國 雅洋|note
【1】動かなければ、現状は変わらない。
パワハラ・職場モラハラは、放置すればエスカレートします。
改善することはありません。
そして、被害を受ければ受けるほど、
選択肢が狭くなってしまいます。
できるだけ早い時点で動き出すことが大切です。
【2】効果がないと気づいたら、新しい行動をとる。
パワハラについて”ただ耐える”というのを辞めて、
例えば同僚に相談をしたとします。
これはこれで大きな一歩です。
ですが、一週間もすれば
その同僚が解決に役立つかどうかが分かるでしょう。
もし、同僚が解決の力になってくれない、
もしくは、解決方法を知らないと気づいたら、
すぐに新しい行動を考えましょう。
ずっと相談しつづけても、きっと状況の改善はないでしょう。
【3】現状維持を避ける
同僚に相談しても現状が変わらないと気づいたら、
たとえば、上司に相談をしてみるのです。
上司に相談をしても現状が変わらないと気づいたら、
今度は相談室に相談をしてみましょう。
相談室でもダメなら労働局です。
労働局でもダメなら、人権擁護委員。
人権擁護委員でもダメなら、
労働局、人権擁護委員に相談したことを伝えて、
改めて相談室に相談してみましょう。
常に、少しずつでも現状を変え続けるのです。
現状維持をしても、解決にはなりません。
だから、現状を変え続けましょう。
【4】新しい解決策は、ゴール設定から生まれる。
もうできることはないと思ったら、ゴールを再設定しましょう。
ゴールを近づけるのではなくて、むしろ遠くに設定します。
たとえば、加害者にパワハラ行為を止めさせることをゴールとしていたなら、
職場環境を良くすることをゴールとしてみるのです。
ゴールを高くすると、視点が上がります。
今まででは気づかなかった改善案が見えてくるようになります。
たとえば、トップに直訴するという手段が思いつくかもしれません。
組合に相談するという手段を、思い出すかもしれません。
会社内部に労働組合を作ることを思いつくかもしれません。
ここで大切なことは、それぞれの解決策が実行可能かどうかではなくて、
解決策を思いつくのは、ゴールを高くするからだということです。
【5】動き続けるために、ゴールを高くする
もし何をすればよいのかが分からなくなったら、
まずはゴールを高くすることです。
もう他に取りうる手段がないと思ったら、
ゴールを高くしましょう。
そして、思いついたアイデアは、
それが許容損失内であれば、
何でも全部実行するのです。
大切なことは動き続けること。
立ち止まっても状況が改善されることはありません。
現状を変えることができるのは、動き続ける人だけです。