パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

法律関連 職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

労働局に相談することを躊躇したら、このことを思い出そう

投稿日:2017年2月13日 更新日:

メルマガで、

”労働局に相談しよう”と書きました。

 

すると、複数の方から、

本当に労働局に相談してもよいのかと

ご質問を受けました。

 

このお気持ちは、よく分かります。

なぜかと言うと、私のクライアントも

ほとんどの人が労働局への相談を躊躇し、

躊躇しているからです。

Willst Du schöne Farben sehenCreative Commons License Erich Ferdinand via Compfight

【1】労働局への相談を躊躇する理由

労働局への相談を躊躇する理由で、

よく言われる言葉があります。

 

その代表的なものが、「労働局に相談したことが、

会社にばれるのではないか」ということです。

 

これはお気持ちはわかるのですが、

それはあり得ません。

 

たとえば、あなたが弁護士に相談するとき、

そのような心配をするでしょうか。

 

労働局の担当者は、国家公務員です。

もし、職務上知りえた秘密を外部に漏らしたら

守秘義務違反で、罰則の対象にもなります。

 

【2】相談する時間がない、は本当か

その次によく言われるのが、

相談する時間がないということです。

 

たしかに、労働局は平日しか相談を受け付けてくれません。

この点は大いに問題です。

 

ですが、これは実は大きな障害ではありません。

大切なことは、労働局に相談した事実を作ることだからです。

 

パワハラは心理戦であり、

最終的に相手の心を折ったほうが勝ちという戦いです。

ですから、労働局への相談も、そのための1つに手段にすぎません。

 

労働局に対して相談した証拠は、

あなたが解決に向けて動いた証拠であり、

いつの日にか、加害者に対して「労働局にも相談している」と

言うことができるようになるための証拠です。

 

実際に相談に行く時間がないとしても、

休み時間に電話をすることができるなら、

その範囲でしておけばいいだけなんです。

 

たっぷりと相談する時間がなくても、

電話で相談することは可能なはずなのです。

 

 

【3】労働局は役に立たないか

次によくある躊躇する理由が、

「相談しても意味がない」というものです。

 

たしかに、労働局はあまり当てにはなりません。

あなたに対して助言をしてくれますし、

会社に対して指導もしてくれることもありますが、

「あっせんを使ってはどうですか」で終わることも多いのです。

 

だからといって、労働局に相談する意味がないかと言えば、

そうではありません。

 

何度も書きますが、パワハラは心理戦です。

加害者に対して、心理的に圧倒することが大切なのです。

そのために、労働局という行政機関の後ろ盾は、

かなり有力なのです。

 

あなたが弁護士を付けたとしても、

相手が弁護士をつけたら、

弁護士同士の話し合いとなって終わりです。

 

しかし、あなたが行政機関を味方につけたら、

相手が弁護士をつけたとしても、

相手が戦う相手は行政です。

 

心理的なプレッシャーが大きく違うわけです。

 

【4】労働局への相談は、ノーリスクで効果もある。

つまり、労働局への相談は、

ノーリスクで、効果的でもあるということです。

 

もし、あなたが労働局への相談を躊躇しているなら、

とてももったいないことをしていると、

お伝えしておきます。

 

ただ、相談したからといって、

解決に向かうわけでもないということは、

知っておいてください。

 

相談は、あなたの攻撃材料の1つを作るだけで、

それ自体が解決に役立つわけではありません。

 

ですが、相談しておかなければ

できないこともたくさんあります。

ですから、躊躇などせず、相談をしておきましょう。

 

現実を踏まえた戦い方を身に付けたい方は、

ステップメールで詳しく解説しています。

ご興味があればご利用ください。

 

 

【無料メルマガ】『パワハラ被害者を助けたい!』
読者登録フォーム
お名前(姓名)
 姓  名 
メールアドレス
受信形式
HTMLメール
文字メール

-法律関連, 職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

パワハラを受けていてパートを辞めたいが、同僚が気になって辞められないときにしてほしいこと。

「パワハラを受けているので辞めたいが、同僚のことを考えると辞められない」という心優しい方がいらっしゃります。 そのお考えは、すばらしいことだと思います。 ですから、そういう場合は、その同僚の方に「辞め …

no image

パワハラとコンフォートゾーンの関係

コーチングに、「コンフォートゾーン」と呼ばれる概念があります。 日本語で言えば「快適空間」という意味です。 このコンフォートゾーンの働きを知っておくことは、パワハラから脱出するためには必須です。 ar …

no image

いじめは必ずしも犯罪ではないが、相談したくなるレベルは、ほぼすべて犯罪。

知っておくべき! 子ども同士のいじめ問題に弁護士が必要なワケこんにちは、佐原チハルです。 “弁護士”というと、自分の生活にはあまり関係のない職業のように感じら……… …

no image

転職・起業を決める。【職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する】

【理論編】  メンタルコントロールの技術を身に付けても、  パワハラ・職場いじめに耐えられる期間は、  長くて1年です。    その期間内に、どれだけ準備を整えることができるかが、勝負です。  できる …

no image

パワハラと戦う仲間の作り方:動画リンクコラボ企画で実証した方法

リンクコラボは新しい企画なので、どうやったら参加者が増えるかをいろいろと考えました。その方法論の中心にあったのは、”プロセスの共有”という考え方です。これは、はあちゅうさんのツイートから借用しました。 …

読者登録フォーム

【無料メルマガ】『パワハラを脱出する方法』
読者登録フォーム
お名前(姓名)
 
メールアドレス
受信形式
HTMLメール
文字メール
2017年2月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728  

パワハラなんかに負けない。

あなたはパワハラなどに負けたりしません。

法律面・心理面・経済面の3側面を考慮に入れた、現実的な解決策を実行しましょう。

パワハラ問題の専門家による現実的な解決法は、こちら。

↑無料個別相談会へのリンク

カテゴリー