パワハラからの脱出を考えたときに、絶対にしてほしいことがあります。
1 証拠集め
2 仲間集め証拠集めをする人は多いですが、仲間集めをする人はほとんどいません。
しかし、被害者は孤立させられますし、孤立すると対抗しようとする気力が奪われます。
仲間の存在は必須です。— パワハラ解決!法律家&コーチ 三國雅洋 (@artof_challenge) 2017年1月31日
パワハラから脱出したいとき、
ほぼ必ず必要となるのが、証拠と仲間です。
もちろん、転職や独立できる状態であれば、
証拠も仲間も必要ないでしょう。
しかし、それら以外の方法で解決したい場合は、
ほぼ必要となります。
【1】証拠がなければ、相談機関は動かない
ほぼすべての相談機関は、基本的に中立の立場です。
組織内のハラスメント対策室であっても、
基本的には証拠がなければ、動きません。
そして、動いたとしても、
加害者側が、自己の行為をパワハラだと認めることは、
まずありません。
そして、周囲の人も、自己保身のために、
表立っては証言はしてくれません。
証拠があるからこそ、
あなたの主張が事実であり、
加害者側の主張が言い訳に過ぎないと、
伝えられるのです。
【2】仲間がいなければ、動き続けられない。
パワハラ被害者は、孤立させられます。
加害者によって、そのように誘導されるのです。
被害者にとって孤立するというのは、
加害者が増えていくのと変わりありません。
自分がどんどん、身動きが取れない状況に追い込まれます。
そして、孤立した状況で、動き続けられる人は
ほとんどいません。
仲間を作ることは、動き続けるためにも必要です。
【3】仲間を作るために、自己開示をする
仲間を作るために必要となるのが、自己開示です。
悩みを相談する必要はありません。
しかし、仲間になってほしい人には、
あなたがパワハラ行為を受けて悩んでいることを、
開示しておきましょう。
どのような言動を受けて、
どのような気持ちになっているかを
伝えておくのです。
自己開示によって、
あなたと相手の間には、心のつながりができます。
その心のつながりがあることによって、
相手はあなたの味方になってくれるのです。
【4】証拠と仲間を集めよう。
パワハラ行為をストップさせたり、
パワハラ加害者に損害賠償請求をしたり、
組織に対して損害賠償請求をしたりしたとき、
必要となるのが仲間と証拠です。
あなたをサポートしてくれる人がいるからこそ、
あなたは証拠を集め続けることができるのです。
そして、証拠を集め続けられるからこそ、
いつか反撃ができると思えるのです。
証拠と味方を集めましょう。
諦めないでくださいね。