パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

パワハラに対して言い返せない自分を責める必要はないし、むしろ責めてはいけない。

投稿日:2017年3月13日 更新日:

パワハラに対して言い返すには、かなりの勇気が必要です。

ただでさえパワー・バランス的に不利な状況にいるのです。

ですから、言い返せないのが普通です。

言い返せない自分を責める必要はありません。

むしろ、自分を責めてはいけないのです。

WP_20160610_12_36_39_ProCreative Commons License Luigi Mengato via Compfight

【1】パワハラに言い返すには、かなりの勇気が必要となる

日本は儒教国で、儒教の本質は序列です。

 

 

もっと簡単に言えば、上と下を作る社会です。

親、教師、先輩、上司など上に対して、下が言い返すことは基本的には許されません。

 

その中で、言い返していくにはかなりの勇気が必要です。

上位のパワーを持つ権力者に対して、言い返していくことに、そもそも慣れていないのです。

慣れていないことをしようとすれば、そこには必ず恐怖が生じます。

 

【2】言い返せない自分を責めてはいけない

日本社会で育ってきている以上、上位のパワーに対して言い返すことに慣れている人は、ほとんどいません。

つまり、上位のパワーに対して言い返すことに、恐怖を感じない人はほとんどいません。

ですから、言い返せないのが普通のことであって、恥じるべきことではないのです。

 

むしろ、言い返せない自分を恥じてはいけません。

恥というのは、自己の存在に対するネガティブな感情のことですが、これを感じても行為は改善されません。

「言い返せない自分は、なんて情けないんだ」と思っても、言い返せるようにはなりません。

恥が行為の改善に結びつかないことは、心理学の実証されています。

 

もし、反省をするとしたら「行為」に対してするべきです。

「言い返せなかったことは、私らしくなかった」と思いましょう。

そして、次にどうするかをイメージトレーニングするのです。

 

【3】ビジュアライゼーションで、言い返すシミュレーションをする

頭の中でのシミュレーションのことを、コーチング用語でビジュアライゼーションと言います。

ビジュアライゼーションのカギは、「自分がその場にいる感覚」です。

まるで目の前で、それが実際に起こっているかのように感じることが大切となります。

 

言い返したかったけれど、言い返せなかった事例を思い出しましょう。

そして、リラックスした上で、どうすればよかったのかをイメージします。

頭の中で、自分が理想とする言動をシミュレーションするのです。

そして、そのような行動をとっている自分ことが、自分らしいと考えるのです。

 

自分らしい言動はこれだというものを、シミュレーションするのです。

 

【4】頭の中で、その言動を「普通」にする

あなたにとって、新しい「普通の言動」を作るのがビジュアライゼーションです。

たとえば、パワハラ加害者が嫌味を言ってきたとき、ちょっと驚いたあと、冷静に微笑んで「それはどういう意味ですか?」と尋ねることを、あなたにとって「あたらしい普通」にするのです。

遠くで悪口を言っている加害者がいたら、微笑みながら近づいて「何を話しているのですか?」と尋ねることを、あなたにとって「新しい普通」にするのです。

 

日々、パワハラを受けているなら、いくらでもシミュレーションをするチャンスがあるはずです。

被害を受けるたびに、本当の自分が取るであろう言動を頭の中でシミュレーションしましょう。

できれば、実際に言い返してほしいですが、それが難しいならまずは頭の中で実行するのです。

臨場感高くイメージすればするほど、自然とその行動がとれるようになってきます。

 

この技術は、私も日々行っているものです。

本当に役に立ちますので、ぜひ試してみてください。

 

ビジュアライゼーションについては、『脳が教える! 1つの習慣』が入門としては、入りやすいでしょう。

もし興味があれば、こちらもご覧ください。

http://amzn.to/2mJRdGi

 

-職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

no image

パワハラの解決に向けて、日記をつけたり、相談することは決して無駄にはならない。

パワハラ解決に向けたどれだけ小さな一歩も、決して無駄にはなりません。 被害メモを取り、友人・同僚に相談しましょう。専門機関に匿名で電話相談をしてみましょう。パワハラの録音・録画を試みましょう。 パワハ …

no image

パワハラ脱出のためにゴールが近づいてきたら、すぐに更新する。

今回は、コーチング編です。 浅田真央さんが、引退されました。 《自分を支えてきた目標が消えて、選手として続ける気力がなくなりました》とのことです。 http://news.line.me/issue/ …

no image

副業を始めることで、パワハラ加害者に対して反撃ができる。

パワハラから脱出したいと思ったとき、最初に考えるのは「加害者の排除」でしょう。 加害者に制裁や報いを受けさせたいという気持ちもあります。 そもそも、加害者がいないなら、パワハラなんてものは起きません。 …

no image

浅田真央さん引退から学ぶ、ゴール設定の大切さ

フィギアスケート選手浅田真央さんが、引退を表明されました。 引退理由は、”目標を達成してしまって、選手としての気力がなくなった”ことだとされています。   モチベーションは、ゴール側が「自分 …

no image

能力否定は、「精神的な攻撃」に該当するパワハラ

「無能」、「仕事ができない」など能力否定は、「精神的な攻撃」という類型のパワハラです。 厚生労働省は、パワハラについての定義を出すとともに、パワハラの類型を出しています。 その中で、「精神的な攻撃」の …

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。