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パワハラ加害者に仕返しをするなら、一気に徹底的に!

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加害者に対して、仕返しをするなら、一気に徹底的にやりましょう。

中途半端にするのが、もっとも危険です。

加害者の”報復心”を折るのです。

「これ以上、関わってはマズイ」と思わせるようにしましょう。

New Godzilla 1989Creative Commons License Noger Chen via Compfight

【1】パワハラへの仕返しをするなら、一気に徹底的に

パワハラを放置すれば、必ずパワハラはエスカレートします。

ですから、いつかは必ず仕返しをしなければなりません。

少なくとも、警告はしなければなりません。

 

警告しても、必ずしもパワハラ加害行為がなくなるとは限りません。

しかし、警告することで、エスカレートを防ぐことはできます。

 

ただし、一時的には、パワハラ行為がひどくなります。

ストレスに対する急性反応のようなものです。

 

【2】加害者の急性反応を予期しておく

加害者に対して、対立する態度を見せると、パワハラは一時的にひどくなります。

これは、加害者が現状を維持しようとするからです。

あなたを、自分の支配下に押しとどめようとします。

 

この反応があることを、予期しておきましょう。

予期しておけば、あなたはパニックにはなりません。

パニックにならず、冷静に対立し、反論や反撃をしつづけるのです。

ただし、一気に徹底的に、加害者を追い詰めましょう。

 

【3】一気に徹底的に

急性反応が出たということは、加害者は精神的にはパニック状態です。

ですから、そのチャンスを逃してはなりません。

 

人間は、「闘争・逃走モード」では、理性的な判断ができません。

長期的な視野に立つことはできません。

ですから、相手をパニックに陥らせれば陥らせるほど、あなたにとって有利な状況を作りやすいのです。

たとえば、今までは嫌味だけだった加害者が、あなたからの予想外の反論を受けて、ヒステリックに叫びだすかもしれません。

そうなれば、相手の立場は、悪くなります。

加害者をかばうことが難しくなるからです。

 

【4】加害者の心を折りに行く

加害者が冷静さを失ったときが、チャンスです。

徹底的に攻撃を続けましょう。

上司に報告し、ハラスメント相談室に相談に行き、労働局に相談に行きましょう。

そして、当然ですが、それ以降も、徹底的に、冷静に反論、反撃をし続けるのです。

パワハラ行為を受けたら「それはパワハラです。それについても報告を上げます」と伝えましょう。

加害者の心に、恐怖を植え付けるのです。

 

加害者は、自分の身を滅ぼしてまで、あなたを攻撃したいわけではありません。

自分の安全が確保されているからこそ、あなたにちょっかいをかけるのです。

ですから、「自分が危ない」と思わせれば、あなたの勝ちです。

 

相手が動揺しているときに、一気にたたみこみましょう。

あなたに加害行為をしたことを、後悔させましょう。

 

少なくとも、それぐらいの気持ちは持ってください。

それぐらいの気持ちを持たないと、中途半端になってしまいます。

すると、パワハラがひどくなってしまいます。

 

ですから、仕返しをするなら、一気に徹底的に、継続的に行いましょう。

加害者の心を折りに行きましょう。

 

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