パワハラ被害を受けていると、夜、眠れなくなります。
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【1】不安や怒りで、交感神経優位状態になってしまう
明日のことを考えて不安になり、もしくは当日にあった出来事を出して、怒りや屈辱感、無力感を持ってしまいます。
そのため、交感神経優位状態となってしまって、眠ることができないのです。
【2】パワハラ被害者にこそ、リラックスの技術が必要
人間は、副交感神経優位状態で眠りにつきます。
つまりは、リラックス状態です。
当然のことですが、リラックスしていないと眠ることができません。
ですから、パワハラ被害者にこそリラックスする技術が大切となるのです。
【3】誰でもできるリラックス法
リラックスするために、もっとも簡単な方法が深呼吸です。
心理学の実験で、1分間に4~6回の呼吸にするだけで、脳がリラックスモードに入ることが分かっています。
1分間に4~6回ということは、一呼吸が10秒~15秒です。
つまり、5~7秒吸って、5~7秒吐くような、ゆっくりとした呼吸を1分間続けるだけで、リラックスモードに入るのです。
【4】リラックスすると、恐怖も強まる
ただ、リラックスモードは、脳の状態で言えば「休止・計画モード」というものです。
これは、頭の中で計画を立てるための脳のモードで、イメージに臨場感、リアリティを感じやすい状態です。
そのため、ネガティブな予想をしてしまうとそれに対しての恐怖も感じやすくなってしまいます。
【5】ゲシュタルトの性質を利用する
ですから、リラックスをした後には、ポジティブな想像をすることが大切です。
人間の脳は、一度に1つのゲシュタルトだけを保持できます。
ルビンの壺というものをご存知でしょうか。
壺に見えると、人の顔が見えなくなり、人の顔が見えると壺に見えなくなるという、絵です。
人間の脳は、このように1つが見えると、他のものが見えなくなる性質があります。
ですから、これを利用して、ポジティブな想像で頭を埋め尽くすのが、得策です。
【6】ポジティブな空想は、リラックスを深める
さらに、ポジティブな想像は、人をリラックス状態に導くこともわかっています。
ですから、まずは深呼吸でリラックスモードを作り、その状態でポジティブな想像をすることでリラックス状態を深めていくのが、よいのです。
【7】ノーリスクでできるリラックス法
このような簡単な心理技術であっても、持っているだけであなたが眠れるようになる可能性があります。
絶対に副作用がない、簡単で効果的な方法です。
ですから、ぜひ一度、試してみてください。