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パワハラ被害に遭っているときこそ、セルフトークのコントロールが大切

投稿日:2017年4月15日 更新日:

パワハラは、あなたのセルフイメージに対する攻撃です。

加害者は、あなたのセルフイメージを下げるような言動を繰り返してきます。

そうなると、どうしてもセルフイメージは下がりがちになります。

Leonardo Talk at UC BerkeleyCreative Commons License Fabrice Florin via Compfight

【1】セルフイメージが言動を縛る

人は、セルフイメージにそって自分の言動を制御しています。

半沢直樹は「やられたらやり返す」というセルフイメージを持っています。

ですから、攻撃されたら反撃をするのが「自分らしい」のです。

 

パワハラ被害が長引く方は、そのようなセルフイメージを持ってはいません。

むしろ、「人に優しく、意図的に傷つけない」ということが「自分らしい」のです。

ですから、当然、仕返し、復讐を行動には移しません。

 

【2】セルフイメージが下がると、動けなくなる

セルフイメージが、私達の言動を縛っています。

パワハラ行為によって、そのセルフイメージが下げられ続けると、今度は動けなくなります。

学習性無気力という状態に陥ってしまうのです。

 

セルフイメージではなくて、恐怖と不安があなたの言動を縛るようになるのです。

 

【3】セルフイメージは変えられる

セルフイメージは、本来、他人のあなたに対する言動でできています。

小さいころから「神童」と扱われていたら、神童のようになります。

小さいころから「悪ガキ」と扱われていたら、そのようになります。

他人のあなたに対する言動を取り入れて、「自分らしさ」を作るのです。

そして、その「自分らしさ」で自分を縛るようになります。

 

しかし、もともとセルフイメージは、そのようなものにすぎません。

あなたらしさという実態があるわけではないのです。

ですから、セルフイメージは自分で変えることができます。

 

【4】セルフトークのコントロールで、セルフイメージを変える

セルフイメージを変えるもっとも簡単な方法は、周囲のあなたに対する言動を変えることです。

ですが、周囲を変えることは簡単なことではありません。

ですから、あなたのあなたに対する言葉を変えるのです。

 

あなたが心の中で行っている対話をセルフトークと言います。

これを変えるのです。

 

 

セルフトークは、他人の言葉と同じぐらいのインパクトがあると、心理学の実験でわかっています。

ですから、あなたが、あなたのことを徹底的に高く評価し続ければ、あなたのセルフイメージも高くなっていくのです。

 

【5】自分のことを徹底的に高く評価する

他人の評価は、あなたの価値には何も関係がありません。

あなたが、置かれている状況も、あなたの価値とは無関係です。

 

億万長者でも、自分に自信が持てない人はいるでしょう。

まったく仕事ができなくても、「自分は世界に欠かせない人間だ」と確信している人もいます。

セルフイメージは、自分で自分のことをどのように評価するか、です。

ですから、あなたが自由に評価すればよいのです。

 

そして、あなたの自己評価が、あなたの言動を縛っています。

ですから、高く自己評価を持っていたほうがいい。

 

【6】セルフトークを意識に上げる

では、どうやったら自分を高く評価できるかといえば、ただ高く評価しつづければよいのです。

あなたのゴールに向かうことができたら「自分らしい。」、「さすが私」とセルフトークをします。

そして、ゴールに向かっていないときは「自分らしくない。私らしくない」とセルフトークをします。

これを24時間365日徹底するのです。

 

ですが、まずは自分がどのようなセルフトークをしているのかを、チェックしてみましょう。

自分の無意識のセルフトークを意識に上げるのです。

そうすることで、自分をどのように評価しているのかを知ることができるようになります。

 

まずは、自分のセルフイメージを確認しましょう。

そして、自分を卑下するセルフトークを見つけたら「こんなセルフトークをするなんて、自分らしくない」とセルフトークをするところから始めましょう。

セルフイメージを徹底的に上げるための第一歩です。

セルフイメージが上がれば、必ず行動が変わります。

ですから、まずはセルフトークのコントロールを始めましょう。

 

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