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パワハラの「解決」を明確に定義することが、解決への第一歩。

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【1】「解決」を明確にイメージする

パワハラの「解決」と一言で言っても、そこにはさまざまな「解決イメージ」があります。

転職をイメージしている人もいれば、ただ独立・起業をイメージしている人もいます。

パワハラ行為をストップさせることをイメージしている人がいれば、加害者の謝罪をイメージしている人もいます。

相談者によって望む「解決」のイメージは、違うのです。

【2】言葉、映像、感情で定義する

パワハラの「解決」については、「言葉」、「映像」、「感情」の3つで定義しましょう。

たとえば「パワハラ加害者に謝罪させている」という言葉で定義し、そのときの様子を映像でイメージし、さらにそこから生じる感情で定義するのです。

そして、できるかぎりその映像、感情を正確に言葉に表すようにします。

言葉からイメージ、感情が浮かぶようにしておきましょう。

そのように定義しておくことで、自分のゴールが明確になります。

【3】「解決イメージ」から、やるべきことが決まる

もしあなたの望む「解決」が転職することであり、一切関わりを持たないことであれば、あえて証拠集めをする必要はありません。そして、社内で味方を集める必要もあまりありません。

一方で、加害者からの謝罪を求める場合には、証拠集めも味方集めもしておいたほうがいい。

望む「解決」の内容によって、やるべきことは変わってきます。

そして、「解決イメージ」が明確であればあるほど、やるべきことは明確になり、同時にやる必要のないことも明確になります。ゴールによって、物事の重要度が決まるのです。

ですから、まずは解決のイメージを明確にしましょう。

それがパワハラの解決に向けた第一歩です。

三國 雅洋 【無料・動画講座】「パワハラ脱出プロジェクト」のすべて
いじめ|パワハラ|退職|起業|副業 Art of Challenge 行政書士・コーチ・コンサルタント 三國 雅洋

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