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退職できないジレンマを解消する。

パワハラを受けそうな予感があるときは、メモ帳を取り出そう。

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パワハラ被害に遭っているなら、まずメモ帳とペンを購入してください。

そして、勤務時間中はいつでも持ち歩きましょう。

”工場勤務のため、メモ帳を持ち歩くことができない”という方はいらっしゃいましたが、そのような事情がない限りは、メモ帳を持ち歩いていつでもメモできる状況を作りましょう。

指導する側としては、メモ帳を取り出してくれたほうが安心します。指導する側としてもメモ帳を取り出してくれる方がよいのです。

パワハラ加害者が本気で「指導」だと思っているなら、あなたがメモ帳を取り出すことを喜びます。加害者が自分の行為を「指導」だと思っていないなら、あなたの行為はけん制・抑制になります。

いずれにしてもメモ帳を取り出す行為は、あなたにとって状況を有利にすることになります。

ですから、メモ帳を使いましょう。

【1】メモ帳はいつでも持ち歩く

パワハラ被害に遭っているなら、まずメモ帳を購入しましょう。

私はA6サイズのメモ帳を、持ち歩くようにしています。胸ポケットなどにちょうど入るサイズです。

100円ショップや、コンビニで購入できます。

メモ帳とペンを持ち歩いておくと、いつでもメモができます。

【2】通常、メモしない人のほうが嫌がられる

私は18歳から家庭教師や塾講師をしており、社内教育なども行ってきています。

指導教育をする立場としての経験のほうが、指導される側のものより長いです。

それを踏まえてお話しすると、指導する側としては、メモしない人のほうが嫌です。

私の場合は「今の内容をメモしてもらえますか」と言いますが、教育指導に慣れていない人はそれを言わない人もいます。心の中で《メモしてほしいな》と思っているかもしれません。

メモ帳を取り出して話しを聞いてくれている姿を見ると、指導する側としてはむしろ安心します。

指導者は通常、メモすることを望んでいるということを覚えておいてほしいです。

【2】けん制・抑止になる

パワハラ加害者が、自分の行為を本気で「指導」だと思っている場合は、あなたがメモ帳を取り出せば安心するでしょう。

もしパワハラ加害者が自分の行為を指導だと思っていないなら、メモ帳を取り出したときに怒り出すかもしれません。

メモ帳を取り出したところ「裁判でもするつもりですか」と言われた人を知っていますが、そのようなことを言うのは後ろめたい部分があるからです。

いずれにしても、あなたにとっては有利な状況となります。加害者がもし自分の行為を指導だと思っているならあなたのメモ帳は喜ばれます。もし指導だと思っていないなら、思っていないことが明白になります。

もし加害者が自分の行為に後ろめたさを感じているなら、今後、パワハラ行為をするのに躊躇はするでしょう。

つまり、メモ帳を取り出す行為は「この通話は録音させていただきます」と、同じような効果があります。

監視カメラがあるところで暴れるような人は少ないです。

それと同様に、メモ帳を取り出すことがけん制・抑止になります。

【3】メモ帳を購入し、持ち歩こう

メモ帳を持ち歩き、「指導」があるたびに取り出すことは、もっともリスクの少ないパワハラ対処法です。

メモ帳を購入し、そして持ち歩きましょう。

「指導」があるたびに取り出し、書き留めるようにしましょう。

本当に指導であるならば、メモ帳を取り出した相手は喜ぶはずです。

もし指導でなくパワハラをしている意識があるならば、相手はあなたのメモ帳を嫌がるでしょう。

そして、あなたのメモ帳を警戒して、パワハラ行為を躊躇するようになるかもしれません。

もちろん必ずしも効果があるとは言い切れません。

しかし、あなたが少しでも楽になる可能性がある方法であるのは確かです。

リスクもそれほどありません。

ぜひ今すぐメモ帳とペンを購入して、いつでもメモできる状態を整えてください。

-退職できないジレンマを解消する。

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