パワハラを受けて、その場で適切に対処できる人は多くありません。「言い返そう」と心に決めていても、できないことのが普通です。
まずはその場でメモ帳を取り出すことから始めてください。メモ帳にメモしている姿を見せるだけで、パワハラは少し収まります。
— 三國雅洋:パワハラ解決コンサルタント (@artof_challenge) March 25, 2019
パワハラを受けたら、まずはメモ帳を取り出してください。
メモ帳を持っている相手に、パワハラをし続けられる人は多くありません。監視カメラがあるところで、犯罪行為が減るのと同じ理屈です。
— 三國雅洋:パワハラ解決コンサルタント (@artof_challenge) March 25, 2019
パワハラ行為があったとき、その場でメモ帳を取り出すのは、小さくても効果がある反撃方法なんです。
パワハラをエスカレートさせないための、簡単で効果的な方法の1つです。
— 三國雅洋:パワハラ解決コンサルタント (@artof_challenge) March 25, 2019
パワハラ加害者に対して、反撃をするのは簡単ではありません。
ですから、まずは「けん制」から始めましょう。加害者の行為に対して反撃する準備があることを、ほのめかしていくんです。
それがメモ帳を取り出すことであり、同僚に相談することであり、その他の小さな解決策を実行することです。
— 三國雅洋:パワハラ解決コンサルタント (@artof_challenge) March 25, 2019
パワハラは、耐え続けるとエスカレートします。
もっともよいのは、一気に徹底的に躊躇なく、反撃をすることです。
しかし、それをすることができる人は、普通はいません。
パワハラ被害者は、そもそも不利な状況にいるためです。
パワハラ被害に遭っていて「反撃」をするのは、簡単ではありません。
ですから、「けん制」をするんです。
【1】パワハラをエスカレートさせない、簡単で効果的な方法
パワハラをエスカレートさせないためには、反撃をするのが一番です。
しかし、それができない状況であれば「けん制」をしましょう。
パワハラ加害者に対して、反撃をほのめかすんです。
明確に反撃する意思を示すのではありません。
それはリスクが大きすぎて、実行に移せないでしょう。
野球でけん制球を投げるように、相手に対してプレッシャーを与えるんです。
【2】メモ帳を持ち歩くようにする
けん制に使うのが、メモ帳です。
私は、ほぼ常にペンとA6サイズのメモ帳を持ち歩いています。
そして、人と少し込み入った話をするときは、そのメモ帳を取り出すようにしています。
私の知る限り、メモをしながら話をすることを、嫌がる人はいません。
通常は、メモをされることを喜ぶものです。話を真剣に聞いてもらえていると、思うからです。
【3】メモを取る行為が、けん制になる
パワハラ加害者が、本気で善意でパワハラ行為をしているなら、あなたのメモ行為を喜びます。
そして、「やっとわかってくれたか」となります。
反対に、悪意を持ってパワハラ行為をしているなら、あなたのメモ行為を嫌がります。そして、パワハラ行為が収まります。
いずれにしても、あなたへの攻撃は緩まります。監視カメラがあるところで、犯罪行為が起きにくいのと同じです。
メモする行為は、他人の目を意識させるからです。
【4】けん制とは、他人の目を意識させること
パワハラ行為に対するけん制とは、他人の目を意識させることです。
加害者に対して「人に見られている」と、思わせることです。
パワハラ加害者は、泥酔している人のように、他人の目が気にしなくなっています。
だからこそ、パワハラ行為をするのです。
ですから、他人の目を意識させればいい。
それだけで、加害者の行為は変わるんです。
メモ帳を取り出して、パワハラ行為を逐一メモしてみましょう。
メモ帳を持っている相手に攻撃をし続けられる人は、ほとんどいません。
もちろん、あなたは指導内容をメモしているフリをするんです。
つまり、加害者からすれば、あなたはメモまでしながら、真面目に話を聞いているように見えるようにするんです。
しかし実際は、あなたは加害者に対してけん制をしながら、証拠まで集めているわけです。
メモをすることはとても簡単でありながら、エスカレートを防ぐのに効果的な方法です。
リスクも少ないため、ぜひあなたにもやってほしいと思っています。
具体的なメモの方法については、下記のステップメールで詳しく説明しています。
もしよろしければ、こちらもご覧ください。
きっと、あなたのお役に立つはずです。
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