西條剛央先生が「意味の原理」と、呼ばれるものがあります。
「出来事の意味は、事後的に決まる」というものです。
ネガティブな出来事があったとき、これほど大切な原理はありません。
覆水盆に返らず。
しかし、あなたが隙のない人間として怖がられていたのに、
「水をこぼすんだと思って、人間味を感じました」と言われて、
好かれるようになったら幸運な出来事になります。
出来事の意味は、事後的に決まります。
ですから、
勝手にプラスにならない過去の出来事、
過去のマイナスの出来事をプラスに変えるには、
未来をプラスにする以外に方法はありません。
ここでお伝えしたいのは、
未来への働きかけをしなければ、
被害体験もプラスにはならない、ということです。
カウンセリングによって、
傷を治すことはできるかもしれません。
しかし、カウンセリングの最高値は、
プラスではなくて、0です。
プラスにするには、未来がハッピーになるように
自ら何かしらの働きかけが必要となるのです。
カウンセリングを受けていればそれでOKではありません。
プラスに変えるために、未来がハッピーとなるように、行動を起こしましょう。
そのための方法論がコーチングです。