自己評価というのは、現実においても大切。
自分を低く評価している人は行動を起こせないし、続けられない。
反対に、自己評価が高い人は積極的に行動を起こすし、障害があっても簡単にはあきらめない。— パワハラ解決コンサルタント 三國雅洋 (@artof_challenge) 2017年5月14日
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【1】自己評価が、行動のスイッチとなる
自分をどれだけ高く評価しているかによって、行動ができるかどうかが決まります。
自分を低く評価している人は、なかなか行動を起こすことができません。そして、行動を起こした場合でも、行動を続けることができません。
自分を高く評価している人は、すばやく行動に移すことができます。そして、障害があっても障害を克服するための行動を取り続けられます。
言い換えると、パワハラを受けているのが自分らしいと思っているかどうか、です。
パワハラを受けていることについての自己評価が、行動のスイッチとなります。
【2】自己評価が上がると、行動するようになる
自分を高く評価し続けることができれば、自然と行動を起こし続けるようになります。
現状に満足できないようになるからです。「私が、パワハラを受ける理由などない!」と本気で思っていたら、何かしらの行動に出るものです。同僚に相談したり、上司に相談したり、専門家に相談したり、現状打破のための行動を取らずにはいられなくなるのです。
逆に言えば、現状打破のための行動がとれていないときは、自己評価が下がっていないかどうかに注意した方がよいでしょう。
【3】自己評価は、自分で自由に上げられる
他者からの評価を上げるには、実績を作る必要があります。
しかし、自分を高く評価するのに実績は必要ありません。自分で自由に挙げればよいのです。私の知り合いは自己評価が高い人がたくさんいますが、自分の作った作品にほれぼれしています。そして、”理解されるまでもう少し時間が掛かるかもな”と言っています。
自己評価が高いので、行動力も半端ありません。評価されていない現状がおかしいのですから、行動量が増えるのは当然です。たとえば、ブログで言えば1日1万字を軽く超える文章を書いたりしています。
実績があるから自己評価が高いのではありません。自己評価が高いから実績が生まれていくのです。
では、行動の源となっている自己評価はどこから生まれたのでしょうか?もちろん、自己評価ですから、自分で生み出しているのです。
【4】常に自分を高く評価する訓練をする
自己評価は、自分で自由に決められます。
ただ、自己評価を高めるのは簡単なことではありません。自己評価を上げようとすると必ず、心の中で反発が生まれるからです。自分で自分を低める心の声が出てきます。
ですから、自己評価を高めるには訓練が必要です。自分を高く評価する練習を毎日することで、自己評価を高く維持できるようになります。身体を鍛えるのと同じです。多くの人にとって高い自己評価とは、訓練によって身に付けるものです。
もし行動を起こせないなら、行動を起こそうとするのではなくて、自己評価を高める訓練をしましょう。現実を見据えつつも、自分を高く評価する練習を続けるのです。何度も何度も繰り返し訓練をすれば自己評価は高まっていき、自然と行動を起こさないと気が済まない状態になっているでしょう。