知っておくべき! 子ども同士のいじめ問題に弁護士が必要なワケ
こんにちは、佐原チハルです。 “弁護士”というと、自分の生活にはあまり関係のない職業のように感じら……….≪続きを読む≫
【理論編】
記事にはいじめは犯罪ですと書かれています。
もちろん、いじめが必ずしも犯罪とは限りません。
しかし、相談したくなるレベルのものは、ほぼ間違いなく犯罪です。
私がサラリーマン時代に、
パワハラによって睡眠障害にまで追い込まれた人がいました。
追い込んだバカ上司は、「メンタルが弱い」と言っていましたが、
本来なら傷害罪で逮捕されていてもおかしくはありません。
これは知っておいて損はありませんが、
傷害罪における「傷害」とは、「人の生理機能を害すること」とされています。
睡眠障害は生理機能を害していますから、十分に傷害罪に該当するわけです。
もちろん、刑法上、傷害罪に該当するからといって、
警察が動いてくれるわけではありません。
あなたも、逮捕させることを望んではいないでしょう。
ただ、もし職場いじめのレベルが犯罪レベルだと認識できれば、
あなたも、専門家に相談しやすいでしょう。
職場の問題は、相談する相手が少ないことが多く、
また、少しずつ被害が進行していくので、
相談するタイミングがわかりにくいのです。
刑法の知識があれば、「これは相談しても良いレベルだ」とわかります。
相談するタイミングを掴めます。
できるだけ早めに、専門家に相談するようにしてくださいね。
早い方が取りうる選択肢も増えますし、結局かかる金銭的費用も少なくて済みますから。
【実践編】
1 自分の現状を客観的に見て、「話を聞いてあげたい」と思うかどうかを、を考えて下さい。
つまり、第三者からあなたを見たときに、「話を聞いてあげたい」と思うかどうかを、考えます。
2 もし話を聞いてあげたいと思うなら、それは相談したいと思うレベルです。
専門家に相談しましょう。