【理論編】
パワハラ被害者は、
有能な人が多いと言われているのは、
ご存知ですか?
私の知っているだけでも、
次期社長と周りから言われたために、
パワハラで退職した人が2人います。
つまりは、自分の地位が脅かされることへの恐怖が、
上司という小さな権力を、
暴力的につかう理由になっているわけです。
パワハラを受けた人は、
必ず最後には「無能」のレッテルを貼られることになるのですが、
それは当たり前です。
おそらくですが、
イチローを育て上げられる人は、
世界に100人もいないでしょうが、
イチローを無能にできる人は、
何億人レベルでいると思います。
毎日、毎日、「お前は下手だ」と言い続ければいい。
人を無能にするのは、簡単なことです。
でも、それは背任行為ですよね。
会社の目的の1つは利益を上げることで、
そのために人を有能に育てようとしているわけです。
人を無能にするというのは、
明らかな背任行為だということを、
明確に覚えておくべきです。
「人を育てるのが上司の仕事だろうが!」を、
法律的に言えば、こうなります。
反対から言えば、
部下を無能評価する上司こそ、無能。
こういう人こそ早く社会から退場させるべき人です。
あなたは、自分を高く評価し続ければいい。
自分を無能だと思い込まないでください。
他者評価はどうしようもないですが、
自己評価だけは、高く保ってくださいね。
【実践編】
1 上司の部下に対する責任について考えてみましょう。
2 上司は、その責任を果たしているかどうかを考えましょう。
3 責任を果たしているなら、しっかりとその話を聞きましょう。
責任を果たしていないから、聴く価値がゼロなので無視。