パワハラを受けている状態なら、まずはそれが嫌だということを認めてください。
そして、どうすればその嫌なことを減らせるのかを考えましょう。
嫌だという本音にフタをする必要はありませんし、我慢する必要もありません。— 三國雅洋:パワハラ解決コンサルタント (@artof_challenge) March 29, 2018
パワハラをされるのは、誰だって嫌なものです。
できれば加害者とは金輪際一切、接触を持ちたくないと思うでしょう。
しかし、多くの人は「耐えなければならない」と思ってしまいます。
そして、「嫌だ」という気持ちにさえも、フタをしてしてしまのです。
【1】嫌がらせをされて嬉しい人はいない
客観的にパワハラとされる行為をされて嬉しい人は、いません。
「嫌だ」と思うのが自然なことです。
ですから、「嫌だ」と思うこと自体は何も問題ありません。
「これぐらいは、社会人としては受け流すべきだ」と思う必要はないのです。
【2】「嫌だ」と思うから行動案が出てくる。
「嫌だ」と思うからこそ、状況を改善するための行動案が出てきます。
パワハラが日常となってしまうと、行動案さえも出てこなくなります。
「今日も1日中、耐えなければいけない」と思い込んでしまうので、改善のための行動がとれないのです。
「嫌だ」という気持ちに正直になっておかないと、改善案さえも出てこなくなります。
【3】行動案を書き出す
「嫌だ」という気持ちがある間に、改善のための行動案を書き出してみましょう。
行動案はできるだけ文字にしておくことが大切です。
文字にしておくことで覚えておく必要がなくなりますし、後で検索をすることもできます。
ただ頭の中で考えているだけでは、日常に呑みこまれるうちに忘れてしまいます。
行動案は必ず書き出しましょう。
【4】無理なくできることを実行に移す
行動案を書き出したら、次は無理なく実行できるものをすべて実行に移します。
1つ1つ順番に実行に移していくのではなくて、全部同時に実行に移していきます。
あなたはどのアイデアが効果があったのかを知る必要はありません。
ただ、あなたにとって不快な状況から逃れられればよいのです。
ですから、全部を同時に実行に移していきます。
同僚・上司に相談できるなら、両方に相談をしておくのです。
また、全部を同時に実行に移すことで、加害者にも大きな心理的プレッシャーを与えられます。
【5】本音にフタをしない
あなたの本音に正直になるのが、出発点です。
不快なものは不快であると、認めればよいのです。
その上で、どうすればその不快を取り除けるかを考えていきましょう。
パワハラに耐えたり、我慢したりしようとしないでください。
「嫌なものは嫌だ。」を出発点に、「ではどうするか?」を考えて、実行に移していきましょう。
あなたが無理なくできる範囲でよいので、行動を起こしていきましょう。
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