【理論編】
有名な「監獄実験」も、人は簡単に変わることを示しています。
数日間、リアルに過ごしてもらうという実験です。
囚人役はどんどん服従的になった、という実験報告があります。
他にも「服従実験」、別名アイヒマン実験と呼ばれるものがあります。
人は何でもしうるという恐ろしい報告をしている実験です。
というセルフイメージがあれば、それにしたがってしまうのです。
心理学の残酷な実験結果は、
人は外から与えられた役割によって、
人は簡単に変わってしまうことを示しています。
だからこそ、
私達は自分に与えられるイメージについては、
慎重に自分で選ぶ必要があるのです。
セルフイメージは、自分で選ぶものです。
他人は、あなたについて、勝手なイメージを持ち、
勝手に役割を与えてきます。
しかし、それに従うかどうかは、あなたが決めてよいのです。
他人があなたについてどう思っているかは、
あなたにとってはどうでもよいのです。
そんなものにあなたを縛らせないでください。
あなたは、自分は誰であるか、何になりつつある人であるかを、
自分で決めてよいのです。
今まで通り、自分に高いイメージを持ち続けましょう。
他人から何を言われても、それをゆるがす必要は、まったくないのです。
【実践編】
1 ゴールを設定してください。
2「ゴールを達成しつつある自分」「ゴールを達成するために必要なことを当然にしている自分」のイメージを作ってください。
3 他人から与えらえる、セルフイメージに反する言動を、心の中で一切拒否しましょう。