どうしても転職できる自信がないなら、副業に取り組んでおくのをおすすめします。
現在はいろいろな副業があります。インターネットで検索してみれば、すぐに見つかるはずです。
— 三國雅洋:パワハラ解決アドバイザー (@artof_challenge) May 20, 2019
パワハラを受けている。
しかし、どうしても転職ができない。
そういう場合は、副業を始めましょう。
現在の副業は、ほとんどノーリスクで可能だからです。
【1】現在の副業は、ほとんどノーリスク
現在の副業は、ほとんどノーリスクで可能です。
インターネットを利用して、匿名で、無料で、始めることができるからです。
たとえば、AmebaOwn’dを使えば、無料でサイトとブログを持つことができます。
私はフリースクールの運営も行っていますが、当然すべて無料のツールを使っています。
フリースクールの運営で、金銭面の負担はほぼゼロです。生徒に出すお茶、カフェオレなどの飲食費ぐらいです。
【2】リスクを高めてはいけない
サラス・D・サラスバシ教授は起業を何度も成功させている連続起業家を調査し、連続起業家の思考法を「エフェクチュエーション」と名付け、発表しました。
このエフェクチュエーションには5つの原則があります。
その1つが「許容損失の原則」です。
これは「自分が許容できるリスクのみを取る」という原則です。
一般的に、起業家は「進んで大きなリスクを取る」というイメージがあります。
しかし、サラスバシ教授が調査した結果では、それは違いました。
連続起業家は、それによって得られる利益よりも、それによって失う可能性があるものに重視しており、損失を許容できる場合のみリスクを取っていたのです。
起業をするとしても、リスクをとらないほうがいいのです。
【3】自分の資源に目を向ける
エフェクチュエーションには、「手中の鳥の原則」というものもあります。
これは、自分が持っている資源を使って始めるという原則です。
新しい知識や技術を身に付けてから始めるのではなく、自分がすでに持っている資源を利用して始めるということです。
遠くにいる青い鳥を求めるのではなく、手の中にいる鳥に目を向けるのです。
自分が持っている資源を使い、その資源を失ってもよい限りでリスクを取る。
これが連続起業家の思考法です。
【4】自分の希少性が高く評価される市場を選ぶ
副業を選ぶときは、あなたがすでに持っている知識・技術・人脈が活かされる市場を、いくつかピックアップしてみましょう。
そして、あなたが希少価値を持つ市場を選びます。
この希少性が評価される分野を選ぶための一番簡単な方法は、自分が経験してきた仕事と、趣味でしてきたことの両方が評価される分野を選ぶことです。
たとえば、これまでずっと経理の仕事をしてきて、趣味で文章を書き続けてきているなら、経理に関する記事作成などの副業が始められるでしょう。いずれにしても、自分の資源が活用できるものを選ぶことが重要です。
【5】あなたの希少性を伝える
副業をする上での日常業務は、マーケティングとセールスです。
このどちらにおいても重要となるのが、希少価値を伝えることです。
ジョブ理論では、”人が商品/サービスを雇用するのは、特定の状況において成し遂げたい進歩を成し遂げるためだ”と説明します。外出中に喉が渇くという状況で、水分補給がしたいと思うから、飲料水を購入するという説明です。
しかし、特定の状況、成し遂げたい進歩が分かっても、自分の商品/サービスが選ばれるとは限りません。顧客は、さまざまな選択肢を持っているからです。
そこで、希少性を伝えることが重要となってきます。
【6】希少性をわかりやすく伝え続ける
副業では、自分の希少性を、わかりやすく伝え続けることが大切です。
自分の希少性を伝えるために、情報発信を伝えてください。
あなたの希少性が伝われば伝わるほど、あなたの価値が伝わりやすくなります。
【7】副業に取り組むことで、自分の希少性を磨ける
パワハラを受けているなら、転職をしたほうがよいです。
しかし、さまざまな理由で転職ができないことがあります。
そのときは、副業に取り組みましょう。
副業に取り組むことで、自分の希少性を磨くことができます。なぜなら、希少性を磨かなければ、市場から興味・関心を持ってもらうことさえできないからです。
自分の希少性を磨いた経験は、必ず今後に役立ちます。
現在の副業には、ほとんどリスクはありません。ぜひ、副業に取り組んでみてください。