パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

リラックス法 職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

パワハラ被害に遭ってやる気が失われているときは、TODOリストではなくてWant-To-Doリストを作ろう。

投稿日:

パワハラ被害にあっていると、どんどん行動力がなくなってしまいます。

食事をとることも面倒になり、家事も面倒になります。保護者として参加するべき行事に、参加するのも億劫になりますよね。

そのような時に、「やるべきことリスト」を作ってもあまり効果はありません。

【1】疲れているときに、TODOリストは、効果的ではない

「やるべきことリスト」では、義務感によって自分を追い詰めてしまうだけです。

パワハラ被害への対応によって、日々の意志力は使い果たされています。「have to(~しなければならない)」では動かせないのです。

一方で、行動力は行動することによって生まれます。1歩動き出すことさえできれば、2歩目を踏み出すのは、比較的楽です。

ですから、大切なのは1歩目を踏み出すことです。

【2】その日に「したいこと」をリストしよう

そこで私がおすすめするのは「したいことリスト」です。

一般のToDoリストは生活の中で「have to do(しなければならないこと)」を書きますが、「want to do」をリストにするのです。その日に「したい」「やりたい」と思ったことを、書き留めていきます。

最初の方は、本当に小さなことになるでしょう。「眠り続けていたい」、「ご飯を食べたい」、「誰かに相談したい」、「加害者に対して反論をしたい」などになるかもしれません。そのようなことでよいのです。

反対に大きなことを書いても構いません。「独立したい」、「総理大臣になりたい」、「弁護士になりたい」、「パワハラ被害者のサポートをしたい」などでもよいのです。

大切なことは自分の「したいこと」を意識する時間を取ることです。そうすることによって、「しなければならない」に意識を集中していたときとは、別のことに気が付くことができるようになります。

「しなければならないこと」も期限が迫ってくると、次第に「したいこと」に変わってきます。たとえば、確定申告は「しなければならないこと」ですが申告期限が迫ると「(申告期限直前になって焦りたくないから)確定申告をしたい」と変わっていきます。ですから、それまでは先延ばしすればよいのです。

【3】毎日、その日の「やりたいこと」を書き出す

一般的に「やりたいことリスト」は、月単位で書き出すものです。

しかし、それでは日々に行動を起こすのには、あまり役立ちません。

また、日々の生活の中で、新しい「したい」「やりたい」は生まれてきます。日々の生活の中で、自分の「やりたいことリスト」は変わっていくものです。

ですから、「やりたいことリスト」は、毎日書き出すようにしてください。

【4】「やりたいことリスト」の中から実行に移す

「やりたいことリスト」を書き出したら、もちろん、それを実行に移していきましょう。最も「やりたい」と思うことから、自由に自分で選んで実行に移します。

実行に移すことで、別の「やりたいこと」が見つかったら、それもリストに追加しておきましょう。そうすることで、後で思い出しやすくなります。

私たちは、通常「やるべきこと」を優先して生活しています。パワハラ被害に遭っていても職場に向かうのは、それが「やるべきこと」だからでしょう。

「やるべきこと」をすることはもちろん大切なことです。しかし、日常生活で「やりたいこと」を意識できなくなると、精神衛生を保つのが難しくなります。また、行動力を保つのも難しいです。

ですから、日々「やりたいこと」を意識する時間を持ちましょう。あえてリストを作らなくてもよいので、自分の「want to do」を確認する時間を持ちましょう。

日々の生活の中で「やりたいこと」をする割合を少しでもよいので、増やすように意識してみてください。そうすることで、自分の精神を保ちやすくなります。

-リラックス法, 職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

amazonで商売の基本を学ぶ。【職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する】

新入生は知っておきたい、教科書をお得に手に入れる裏ワザ大学に入学し、受ける授業を決めたら、いざ教科書を買おう!……という気持ちになるのは分かりますが、ここ……….≪ …

no image

「思いつき」が、あなたを変える。【職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する】

我が子4歳が、 「もう朝?」と私を起こしてくれたのは、 午前3時30分でした。 【理論編】 コーチングを受けると、必ず気づきがあります。   今まで認識できなかったことが、認識できるようになります。 …

no image

パワハラ加害者に仕返しできない根本理由とは?

パワハラ被害を受けている人なら、 一度は「仕返しをしたい!」と思ったことがあるでしょう。   報復したいと思う感情が生じるのは、自然なことです。 その感情が生じること自体は悪いことではありま …

no image

パワハラ被害に遭ったとき「自分が悪い」と思うのは、加害者に加担するようなもの。

誰かがあなたを傷つけたからといって、あなたまで自分を傷つけないでくださいね。 あなたはいじめ・嫌がらせに加わるような人ではないはずです。自分への攻撃に、あなたが加わる必要はないんです。誰かが嫌がらせを …

no image

パワハラ加害者のために、あなたの人生全体を犠牲にしないためにも、「解決」を明確にしておく。

パワハラに立ち向かうときに、最初に決めておくべきものが「ゴール」です。 あなたが心から望む結末はどのようなものでしょうか? それは異動や転職かもしれませんし、加害者への責任追及かもしれません。 それを …

読者登録フォーム

【無料メルマガ】『パワハラを脱出する方法』
読者登録フォーム
お名前(姓名)
 
メールアドレス
受信形式
HTMLメール
文字メール
2024年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

パワハラなんかに負けない。

あなたはパワハラなどに負けたりしません。

法律面・心理面・経済面の3側面を考慮に入れた、現実的な解決策を実行しましょう。

パワハラ問題の専門家による現実的な解決法は、こちら。

↑無料個別相談会へのリンク

カテゴリー