パワハラの解決方法が思いつかないときに、してほしい1つのこと。

パワハラ・職場いじめ・嫌がらせ問題は複雑です。

あなたが置かれている状況、あなたの目的によって、

解決策の有効性も大きく変化します。

 

Aさんにとって有効な解決策が、

あなたにとって有効とは限りません。

その逆もまた真です。

 

ですから、あなたにピッタリの解決方法は、

自分自身で見つけ出す必要があります。

 

しかし、解決策がどうしても見つからないときは、

どうすればよいのでしょうか?

諦めるしかないのでしょうか?

 

【1】あなたがするべきたった1つのこと

有効で実行可能だと思える解決策が思いつかないときに、

あなたにしてもらいたいことが1つあります。

 

それは、ゴール(目的地)を考えることです。

 

方法は、目的と状況から生まれます。

特定の状況において、特定の目的を達成するための手段が、方法です。

 

状況が変われば、方法の有効性は変わります。

Aさんの方法が、あなたに有効とは限らないわけです。

 

状況が同じでも、目的が変われば、方法の有効性が変わります。

パワハラをストップさせる目的の場合と、加害者を退職に追い込む場合でも、

取るべき方法は変わってくるのです。

 

【2】あなたのゴール(目的地)は何か?

状況を変えることが難しいのであれば、

目的を変えるしかないでしょう。

 

しかし、そもそもあなたのゴールは何でしょうか?

 

ゴールと言えるには、条件が2つあります。

  1. 「WANT TO」であること
  2. 「現状の外」であること

「WANT TO」というのは、本音で達成したいと思うことです。

無意識を動かすと言ってもよいですし、

感情を揺さぶるゴールと言ってもよいです。

達成したいと思うことこそが、ゴールです。

 

そして、ゴールは「現状の外」にあるものです。

現状の延長線上にあるゴールではいけません。

現状維持でも達成できるものは、ゴールではないのです。

 

たとえば、あと1年間我慢すれば加害者が定年退職するとき、

それを我慢するのはゴールではありません。

それは、現状維持をすれば達成できることだからです。

つまり、それは現状の内側なのです。

 

あなたが、現状を打破しないと達成できないゴールで、

達成したいと心から思うことこそが、ゴールです。

 

あなたは、このようなゴールを持っていらっしゃるでしょうか。

 

【3】ゴールから必要性が生まれる。

ゴールがなければ、必要性が生まれません。

人間は、基本的に、必要性がないことはしません。

必要性がないことは、意識に上げることさえしないのです。

 

誰でも、自分の鼻の頭が、必ず視界に入っています。

しかし、それを意識するのは、それを指摘されたときだけでしょう。

 

 

 

私は滑舌がよくないのですが、

それを意識に上げるのは、話すときだけです。

 

日常には必ずノイズがありますが、

普通はそれを意識に上げることさえしません。

 

ゴールに関係ないことは必要性がないので、遮断します。

それが人間の性質の1つです。

 

ゴールが重要性を生み出し、必要性を生み出すのです。

 

【4】高いゴールが、高い基準の必要性を生み出す

パワハラ加害者を、1ヶ月で退職に追い込みたいというゴールを持ったとします。

そうすると、現状維持では、まず達成不可能となるでしょう。

組織が解雇にせざるを得ない状況を作り出すか、

加害者本人が退職せざるをえないような状況を作り出すか、

どちらにしても、現状では達成不可能です。

 

そうすると、脳は、そこで初めてその達成方法を考え始めます。

今まで遮断していた情報を、認識できるようにします。

 

加害者を退職に追い込もうとすると初めて、

実は加害者は、他の人にも嫌われていることを知ったりします。

その人を仲間にできるのではないかと、思いついたりします。

 

高いゴールがあるから、そのための達成方法を脳が探すようになり、

そのために必要な情報が認識できるようになるのです。

 

ゴールが先、方法は後です。

 

【5】あなたのゴールを明確にする

ゴールの条件を満たしたゴールを、

できるかぎり明確にしましょう。

 

「加害者を退職に追い込む」ではあいまいすぎます。

「加害者を3ヶ月以内に、懲戒解雇を受けさせる」なら、より明確です。

 

懲戒解雇に追い込むとなれば、

過去に懲戒解雇となった事例があるのかが気になるはずです。

また、懲戒解雇に至るまで、

組織がどれくらいの期間を掛けたのかも、気になるはずです。

 

それまでは考えたこともなかったことが、

どんどん気になってくるでしょう。

 

ゴールは明確であればあるほど、

脳はその実現のための方法を探しやすくなります。

世界平和の方法は誰も見つけていませんが、

少なくとも、夫婦間で仲良くする方法は、ある程度分かってきています。

 

イメージのしやすさと、実現のしやすさは比例します。

ですから、できるだけ詳細に、イメージできるようなゴールを設定しましょう。

 

【6】思いついた行動は何でも行ってみる

リアルなゴールを思い描くと、

今までは考えたことがないような解決策が浮かぶはずです。

 

その解決策のうち、あなたが許容損失内でできることは、

何でも全部実行してみましょう。

 

1つ1つ実行するのではなくて、

全部同時に、並列的に実行するのです。

 

被害メモを取りつつ、ボイスレコーダーで録音しつつ、

同僚に相談し、上司に相談し、法律家に相談し、労働局に相談する。

思いついたことで、自分の許容範囲の中でできることは、

なんでも並列的に実行します。

 

リスクが大きくて実行できないことを、する必要はありません。

許容できるリスクの範囲内で、実行できることがあれば、

それを実行に移していくのです。

 

【7】実行できる解決策がないときは

もし、解決策の中で実行できる解決策がないときは、

それをもとにして、再度ゴールを思い描きましょう。

 

実行できない解決策は、あなたの状況を教えてくれます。

「言い返すようにする」という解決策が実行できないなら、

「言い返すことができない」という状況が明確になったのです。

 

つまり、脳内における「状況」が変わったのです。

状況が変われば、方法は変わります。

 

その状態で、ゴールを改めて意識すれば、

脳は自然と、「ではどうやって、言い返さずに達成しようか」と考え出します。

 

状況と目的があれば、脳は自然と方法を考え出すのです。

ですから、諦めずに、目的と状況を踏まえた解決策を考え続けてください。

諦めると脳は考えてくれなくなります。

ですから、諦めないことが肝心です。

 

もし、一人で考える気力がないなら、私にご連絡くださいね。

一緒に、考えていきましょう。


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三國 雅洋 について

パワハラ問題解決の専門家 行政書士・プロフェッショナルコーチ・元医療法人理事 法律・心理・経済の専門知識を使って、パワハラ問題を総合解決へと導く日本唯一の専門家
カテゴリー: 職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する パーマリンク

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