パワハラ・職場モラハラの加害者の世界は、モノクロ。

パワハラ・モラハラをする人、つまり加害者は、精神的に未熟です。

加害者は、グレーを許すことができません。

 

心の中でグレーを作れない精神的未熟さが、

それが、ひっきりなしに続く悪口につながります。

 

【1】加害者の心の中は、モノクロ

加害者にとって、世の中は白と黒のどちらかです。

自分が正しければ、相手は間違っています。

 

交渉学の大切な概念の1つに、

加担割合というものがあります。

 

これは、ある結果が生じたことについて、

どちらがどれくらい加担をしたのかか、

その割合を考えるというものです。

 

たとえば、通常の被害者は、

自分がパワハラ・モラハラ行為を受けると、

自分が何かしたのだろうかと不安になります。

 

自分の行動が、相手の行為に加担したのではないかと

考えるからです。

 

しかし、そのときであっても

100%自分が悪いとは思わないはずです。

 

相手の行動によって引き起こされた部分もあるなどを考慮します。

0:100とは思いませんし、100:0とも思いません。

40:60であったり、30:70であったり、

その中間の値を取ります。

 

自分の責任を認めつつも、

自分の責任でないことは責任でないと認めます。

これが、社会人ならば当然の考え方です。

 

お互い様の精神と言えば、分かりやすいでしょうか。

 

この「お互い様の精神」が、加害者にはありません。

加害者の目には、白か黒かしかありません。

0:100か、100:0のどちらかであって、

かつ、自分は常に正しいと考えるのがハラスメント加害者です。

 

【2】加害者は、常に自分が正しいと考えている

誰でも基本的には、自分が正しいと思っています。

 

それでも、他人にきつく当たってしまったときなどは、

恥や罪悪感を感じるのが通常の精神です。

 

ですが、加害者には、そのような感情はありません。

本気で自分が正しいと考えているからです。

 

パワハラ加害者の常套句の1つに、

「パワハラには当たらない」というものがありますが、

怖いことに、これは加害者の本心です。

 

本気で、ハラスメントに当たるとは思っておらず、

むしろ自分が被害者だと思っています。

 

【3】加害者にとって、自分は被害者

加害者の世界は、白か黒かです。

そして、自分は常に白です。

そうすると、相手が黒です。

 

自分は被害者であり、

相手が加害者であると、

加害者は本気で思っています。

 

これを本気で思っているところに、

加害者の異常性があります。

 

人は、他人が真実だと思い込んでいることに、

同調する性質があります。

 

もっと簡単に言えば、断言されると信じやすいわけです。

 

加害者は、自らが被害者だと吹聴しますので、

周囲の人も、それを信じてしまいやすいということです。

 

【4】加害者の特徴は、悪口をずっと言っていること

加害者にとって、

自分は常に正しく、

悪いのは常に他人です。

 

ですから、口を開けば悪口ばかりです。

 

”悪口・嫌味・陰口ばかりで、よく飽きないな”と思うなら、

その人は、加害者になる可能性を疑ってください。

 

もし、普段は悪口等をあまり言わないなら、

分かり合える可能性もあるとは思いますが、

普段からずっと言っているなら、

その人と分かり合えるなんて期待しないことです。

 

加害者は自分が常に正しく、

そして、自分と違う人は常に間違っています。

その中間は認められないのですから、

話し合い自体が成り立たないのです。

 

加害者の世界は白か黒で、

私達が見えているような世界ではないのです。

 

ですから、加害者と分かり合おうとはしないでください。

あなたを守ることを、優先してください。

 

 

 

 

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三國 雅洋 について

パワハラ問題解決の専門家 行政書士・プロフェッショナルコーチ・元医療法人理事 法律・心理・経済の専門知識を使って、パワハラ問題を総合解決へと導く日本唯一の専門家
カテゴリー: 職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する パーマリンク

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