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パワハラ・職場いじめ被害者が、副業コーチとなるためのマーケティング基礎

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パワハラ被害者が、副業コーチを始めるためには、マーケティング知識が必要です。

もしあなたが、パワハラを受けていて、副業を始めたいと思っているなら、ぜひご覧ください。

今回の内容は基礎ではありますが、だからこそ重要な部分です。

 

【1】バリュー・プロポジションを発掘する

バリュー・プロポジションとは、「顧客が望んでいる価値だけれでも、競合他社が提供できない、あなただけが提供できる価値」です。

つまり、下記の3つを満たすものがバリュー・プロポジションです。

  1. 顧客が望んでいる価値
  2. 競合他社が提供できない価値
  3. あなたが提供できる価値

まずは、このバリュー・プロポジションを発掘します。

そして、このバリュー・プロポジションを満たす、バックエンド商品を作り始めます。

 

【2】バックエンド商品の作り方

バックエンド商品とは、顧客に最終的に購入いただきたい商品のことです。

そして、そのバックエンド商品を購入いただくために、最初に購入していただく商品をフロントエンド商品と呼びます。

たとえば、私のコーチング・セッションで言えば、次のようになります。

  • フロントエンド商品 トライアル・セッション
  • バックエンド商品 継続的コーチング・セッション

 

では、どうやってバックエンド商品を作ればよいのでしょうか。

それはクライアントの根本問題を探すところから始まります。

 

【3】クライアントが抱える根本問題は何か

バックエンド商品は、クライアントが抱える根本問題を解決する商品であるべきです。

逆にいえば、対処療法になるような商品は、販売するべきではありません。

 

では、どうすればクライアントが抱える根本問題を、発見することができるのでしょうか。

それは、クライアントが抱えるさまざまな悩み・困りごとを把握することから始まります。

そして、それらの悩み・困りごとの束から、根本問題を逆算するのです。

症状から、病気の原因を判断するように、逆向きに考えて根本問題を発見するのです。

 

【4】バックエンド商品からフロントエンド商品をつくる

そのようにして、根本問題を発見したら、それを解決するバックエンド商品を設計します。

そして、そのバックエンド商品からフロントエンド商品を設計するのです。

基本となるのは、トライアル(お試し商品)です。

 

継続的コーチングの、トライアルがあなたのフロントエンド商品となるのが多いでしょう。

 

【5】基本となるのは、やはりバリュー・プロポジション

その後、いわゆる広報活動が必要となってきます。

そのときにも、大切となるのがバリュー・プロポジションです。

バリュー・プロポジションは、あなただけがクライアントに提供できる価値。

つまりは、クライアントがあなたを選ぶ根拠です。

 

ですので、まずはバリュー・プロポジションを明確にすることから始めましょう。

最初は見つけるのが難しいと思いますが、何度も何度も練り直していくと、自然と見つかります。

顧客、競合他社、自分の3つの視点を、グルグルと何度も回してみてください。

きっと、あなただけが提供できる価値が見つかります。

 

 

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