パワハラによる心の傷を消すとは、どういうことか。

パワハラを受けると、心に傷ができます。

どうすれば、心の傷を消すことができるのでしょうか。

そして、心の傷を消すとはどういうことなのでしょうか。

 

【1】心の傷の影響力

カウンセリングを受けていることを前提としますが、心の傷を意識から消すために必要なものが「ゴール」です。
「達成できるかどうか分からないけれど、達成したい思ってしまうこと」がゴールです。

このゴール達成だけを意識し続けることで、心の傷の影響力は下がっていきます。

そして、心の傷の影響力がゼロになったら、どうでしょうか。

それは、心の傷がなくなったのと同じではないでしょうか。

 

【2】心に傷を負っていることは、恥ではない。

まずは、心の傷に対する評価について、考えてみましょう。

パワハラを受けたら、誰でも心に傷を負います。

ですから、心に傷を負ってしまっていることは仕方ないことです。

そして、それが時々痛んでしまうことも仕方がないことです。

 

ですから、心に傷を負っていることは恥ではありません。

もし恥じいるべき人がいるなら、それは加害者であり、傍観者です。

被害者であるあなたが、心の傷を恥じる必要はまったくありません。

 

【3】心の傷の影響力をゼロにする

心に傷があること自体は、恥でもなんでもありません。

そして、その傷が痛むことも恥でもなんでもありません。

ですが、その傷の後遺症を受け続けるのも、好ましいことではないでしょう。

心の傷による影響力は、できるだけゼロに近づけたいでしょう。

 

そして、それは可能なことです。

それは、心の傷に、意識を向けないようにすることです。

 

【4】ゴールに意識を向け続ける

意識を向けないことは、簡単なようで簡単ではありません。

意識を向けないようにすると、逆に意識してしまうからです。

 

そこで、ゴールに意識を向け続けるのです。

ゴールに集中することで、心の傷に意識を向けないようにするのです。

 

【5】痛みを無視するのではない

ただし、それは痛みを無視することではありません。

痛みを感じつつも、そこに意識を向けすぎないようにするということです。

痛みは痛みとしてあってよいのです。

痛みがあったときに、痛みがあることについて考えすぎないようにすることが大切なのです。

つまり、痛みがあっても、ゴールを意識に上げ続けることが大切だということです。

 

【6】パワハラの傷は、自己評価の傷

ゴールに向かうとき、最初はパワハラによる痛みが疼くはずです。

パワハラによる痛みというのは、低い自己評価として出てきます。

それは、心の中の言葉で言うと「自分はダメ人間だ」、「自分は無能だ」というような、自己否定の言葉です。

人は通常、他人の言動をもとに自己イメージを作っています。

何が自分らしいかを、他人の言動をもとに作っているのです。

パワハラはこの自己イメージへの攻撃ですから、傷も自己イメージへの傷として残るのです。

パワハラの傷が、自己イメージへの傷として残るというのは、無意識に自分を低く評価し続けるようになるということです。

子どもは万能感にあふれていますが、大人になるにつれてその自己評価は下がります。パワハラを受けると、さらに下がってしまうのです。

 

【7】自己評価が下がると、行動の幅が狭まる

自分を低く評価することによる問題点は、行動の幅が大きく制限されることです。

人は通常、自己イメージの範囲内に収まるように、無意識で判断し、行動をします。「自分らしい」と思っている行動のみを、取るようになります。

自己イメージが下がるというのは、この幅が狭まるということです。

パワハラを受ける前の自分よりも、行動の幅が小さくなっているなら、それは自己イメージが下がっていると判断してよいでしょう。

つまりそれが、パワハラによる心の傷が残っている状態と言えます。

 

【8】パワハラの傷の本当の治療とは何か

反対から言えば、意識して自己イメージを高め、行動の幅を広げることが、本当の治療です。

つまり、パワハラ被害者にこそ、自己イメージを高める働きかけが必要となります。

そのために役立つのが、ゴール設定でもあるのです。

 

高いゴールを設定し、高いゴールに向かって邁進し続ける。

その途中で、どれだけ辛いことがあっても、心の声をコントロールして邁進し続ける。

そうすると、”辛い現実に負けない自分”というセルフイメージが出てきてます。

逆境に強い自分というセルフイメージを持つことができるようになるのです。

 

それができると、パワハラによる影響など小さいものだと思うようになります。

【9】高いゴールと、高い自己評価

ですから、高いゴールを設定し、それを意識し続けましょう。

高いゴールに向かって邁進し続ける自分を、高く評価し続けましょう。

それによって、自己評価をどんどん高め、行動の幅を広げていきましょう。

 

それによって、パワハラを受ける以前よりも、多くのことを自由にできるようになっていたら、あなたはパワハラを克服したと言えます。

あなたは過去のパワハラなんかに縛られるべき人ではありません。

あなたなら、きっとすぐに克服できるでしょう。

ですから、ゴールを設定して、ゴールに向かって進んでみてください。

 

常にゴールを意識し続け、ゴールに向か続けましょう。

そうしているうちに、自然と心の傷も気にならなくなりますし、自己イメージも高まっているでしょう。

 

ボタンを押してシェアShare on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on LinkedIn

三國 雅洋 について

パワハラ問題解決の専門家 行政書士・プロフェッショナルコーチ・元医療法人理事 法律・心理・経済の専門知識を使って、パワハラ問題を総合解決へと導く日本唯一の専門家
カテゴリー: 職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。