いじめ・嫌がらせ被害体験の悪影響を減らす、
一番簡単な方法は、何かに夢中になることです。
私は最近、詰将棋を始めました。
詰将棋は、簡単に言えば論理パズルです。
論理パズルが好きな人は、かなり夢中になれると思います。
夢中になっているとき、脳内はもちろん、ドーパミンが出まくっています。
さらに、リラックスしていて、頭が最高に働いている状態です。
IQが高まっている状態です。
そして、ドーパミンが出ているので、快感を感じています。
これを何度も繰り返すと、脳はこの状態になろうとします。
これをプライミングというのですが、
つまり、IQを高めようと自然と脳が働くようになるのです。
これは別の側面から見ると、
無意識が、物事の優先順位を入れ替えているということになります。
そして、何か1つ物事の優先順位が入れ替わると、
それに伴って、さまざまな優先順位が入れ替わるようになります。
これは自然と行われるものです。
たとえば、詰将棋に興味を持つと、
そこから棋士の言葉に興味を持つようになったりします。
そして、同時に、この重要でないものを邪魔するものがあれば、
その重要性を下げようとします。
詰将棋に関係ないものの重要性が下がるわけです。
つまり、何かに夢中になるということは、
リラックスした状態を作り、IQが上がり、
脳がそのリラックしてIQが上がった状態を覚えて、
プライミングがかかり、自然とその状態になろうとする。
同時に、その状態になることを邪魔するものの重要性が下がり、
行動を起こしやすくなる、というわけです。
ですから、どんどん夢中になれるものを見つけましょう。
もちろん、適切なゴールを設定して、そのゴールに夢中になれれば一番ですよ。
ゴール設定と、物事の重要性については、次の記事も参考にしてください。
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