もう「ツメが甘い」とは言わせない!デキる女子になるための心のクセの直し方
どの職場にもたいてい、完璧に仕事をこなして結果を出せる人と、ツメが甘くて十分な結果を出せない人がいる……….≪続きを読む≫
【理論編】
心の悪癖の直し方、という記事です。
トラウマがフラッシュバックするのを治すのも、
心の悪癖を直すのも、基本的には同じです。
脳と心の仕組みは、同じだからです。
ただ、コーチは医者ではありませんので、
心身症や病気を治すことは目的としません。
うつの克服や治療を目的としたコーチングというのは、ありません。
脳と心の使い方を身に付けるので、
怒りのコントロールは当然にできるようになります。
恐怖症の克服も、ほぼ自分でできるようになります。
コーチングを受けて、数ヶ月もすると、結果的には症状が治まることが多いです。
好きなことに没頭している人に、うつの症状など出るはずがありませんね。
心の悪癖ぐらいだったら、誰でも自分で直せます。
ツメの甘さをどうやって直すかですが、
ポイントは、やっぱり自己イメージ。
何を自分らしいと思っているか、です。
ツメが甘くて失敗したときに、
「またやっちゃった」と思っている以上は、
おそらく何回も繰り返すことになります。
失敗したときは、「おかしいな。私らしくない。」と思うようにしましょう。
どれだけ意識的に努力をして、チェックを重ねても、
ほぼ間違いなく、ツメの甘さが残ります。
自己イメージを保つために、脳・心が、わざわざ失敗してくれるからです。
完璧な仕事をするという目標・ゴールを掲げたのなら、
完璧な仕事をしている自己イメージを作り上げて、
その自己イメージを、新しい「自分らしさ」にするのです。
記事に書いてあるとおり、自分に厳しくするのは大切です。
しかし、その前提にある自己イメージのほうが、本当は大切です。
自分はツメが甘いから自分に厳しくするのか、
自分は完璧な仕事をするのが当然の人間だから、自分に厳しくするのか、
この違いに注意しましょう。
ゴール設定と、セルフイメージの関連が一番大切です。
あなたはトラウマなんかで停滞すべき人ではありませんし、
もっともっとゴールに向かって進んでいるべき人です。
私があなたに対して持つこのイメージを、あなたが普段から持っていてくれれば
トラウマなんて消えていきますよ。
【実践編】
1 自分が直したい癖を1つ選びましょう。
例:人と話しているときに、腕を組む。
2 癖に気づいたときの、心の中の声(セルフトーク)を変えましょう。
例:話を聞く時に腕組みするなんて、私らしくない。腕を開いて、受け入れる姿勢こそが、私にふさわしい。
3 心の癖についても、同じように直してみて下さい。