パワハラや職場で嫌がらせを受けると、
どうしても自己肯定感や自己効力感は下がりがちです。
では、それらは、
どうすれば回復できるのでしょうか。
ここには、大切なポイントが1つあります。
自己肯定感を高めるのに、
他人から褒められる必要はない、
ということです。
むしろ、他人の評価を求めることは、
自己肯定感を下げてしまいます。
自己肯定感とは、自己評価です。
自分で自分のことをどう評価するか、です。
そして、
評価基準は、目的から生まれます。
北極をゴールにしている人と、
南極をゴールにしている人では、
進んでいる方角の評価は、180度変わります。
ですから、
あなたが進みたい方角に進んでいるかどうかが、
あなたの自己肯定感を高めるためには大切なことなのです。
他人があなたをどう評価するかというのは、
あなたが自分をどのように評価するかとは、
無関係です。
もちろん、
他人から評価されることを目的としているなら、
自己肯定感はグラグラゆらぐでしょう。
でもなぜ他人から評価されたいのでしょうか。
結局は、自己肯定感を高めたいからではないでしょうか。
でしたら、それは方法論として間違っています。
自己肯定感は自己評価です。
本来の自分は、もっと素晴らしい人間なんだと
常に高く評価しつづけるだけで、
自己肯定感は高まるのです。
自分の目的に照らし合わせて、
ゴール達成した自分こそを
「自分らしい」と評価する習慣を
ぜひつけてください。
ゴール達成に向けて、
何も行動していないあなたは、「あなたらしくない」ですし、
行動を起こしているあなたは「あなたらしい」のです。
そして、
行動がうまく行くのが「あなたらしい」のであり、
うまく行かないのは「あなたらしくない」のです。
このように、
ゴール側の自分こそが自分らしいのだと、
高く評価し続けることが、自己評価を高めるということです。
もちろん、
自分を高く評価し続けるのは
簡単なことではありませんが、
取り組む価値は十分にあります。
自分で、自分を評価する習慣をつけて、
他人の評価から、
ぜひあなた自身を守ってくださいね。
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三國さん、ありがとうございます。気持ちの持ち方も取るべき行動も、試行錯誤の中、日々参考にさせていただいております。
休職も長くなってきて、自分が社会に取り残されて、不安定に感じることが多くなってきたので、自己評価する習慣について知り、いい勇気づけになりました。