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トラウマを克服して、強みに変える 職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

パワハラ被害経験者だから、わかること。

投稿日:2016年7月18日 更新日:

 私自身も、パワハラ被害を受けた経験があります。

 

 

 

 だからこそ、わかることがあります。

 

 

 

 一般的に、パワハラ問題は、

 

「被害者側のコミュニケーションの問題だ」と言われたり、

 

「お前にも責任がある。」と言われたりします。

 

 

 

 しかし、

 

 これはあまりにも、現実を知らない人たちの言葉です。

 

 

 

 私を含め、

 

 パワハラ被害者は、

 

 パワハラを受けないように、

 

 さまざまな努力をします。

 

 

 

 加害者側に従順に従ってみたり、

 

 今まで以上に丁寧にあいさつをしたり、

 

 今まで以上に仕事の成果を上げようとしたり、

 

 本当にいろいろと、試しているのです。

 

  

 

 では、それをすればパワハラが収まるかと言えば、

 

 そうではありません。

 

 

 

 加害者は調子に乗って、一層、パワハラを行ってきます。

 

 

 

 基本的には無視から始まり、

 

 孤立化させられて、

 

 仕事を奪われて、

 

 陰口・悪口を言われるようになり、

 

 その陰口が表面化してきて、

 

 最終的には直接、言われるようになります。

 

 

 

 私も、仕事を奪われるところまでは行きました。

 

 

 

 ですから、

 

 パワハラ問題を、

 

 コミュニケーションの問題と捉える人は、

 

 きっと自分がそのような状況に置かれたことがない人なのだと、

 

 思わざるを得ません。

 

 

 

 ちなみに、

 

 私のクライアントには、

 

 臨床心理士も数名います。

 

 

 

 コミュニケーション能力の問題ではなく、

 

 パワハラは発生するのです。

 

 

 

 ですから、

 

 あなたがパワハラを受けているとしても、

 

 自分のコミュニケーション能力について、

 

 悩む必要はありません。

 

 

 

 簡単に言えば、加害者側の問題なのですから、

 

 あなたが悩む必要はないのです。

 

 

 

 少なくとも、

 

 あなたが自己肯定感を下げる必要はありません。

 

 自分を責めないでくださいね。

 

 

 

 

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