パワハラ・職場いじめ問題において、
誰かが100%悪いということはありません。
私は加害者が95%悪いと思っていますが、
それでも被害者側にも5%の非があると思っています。
これは現実的に考えたときに、
誰かが100%悪いということはないからです。
そして、たとえ被害者であっても100%相手が悪いと言っていると、
周囲の人の協力を得られなくなるからです。
誰かに相談するときに
「たしかに私にも非があったとは思いますが・・・」と言う人と、
「全部、あの人が悪いんです」と言う人は、
どちらのほうが、周囲の協力が得られやすいでしょうか。
もちろん、
被害者が100%悪いということはありえません。
大切なことは、
パワハラがある現状を作り上げるのに、
どちらがどれだけ加担しているのか、
その加担割合を考えてみること。
これによって、
状況を客観的にとらえやすくなり、
状況改善のためのヒントも見つけやすくなります。
自分の非は何パーセントあるでしょうか。
そして、相手の非は何パーセントあるでしょうか。
一度、冷静になって考えてみてください。
それによって、自分の非の部分を改善したら、
あなたはもうそれ以上の改善は必要ありません。
あとは相手の領域です。
あなただけが変わるべきというわけでも、
ないのです。
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