パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

法律関連 職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

法律を知ることで、国家権力を味方にすることができる。

投稿日:2017年2月3日 更新日:

パワハラから脱出するためには、

法律を知ることが大切です。

 

それは、法律を知ることで、

国家権力を味方にする方法が分かるからです。

Brevard County Here n There

Creative Commons License Rusty Clark via Compfight

【1】法律は役に立つのか?

パワハラから脱出するためには、

法律知識は必須です。

しかし、法律でできることには限界があります。

 

具体的に法律で何ができるかについては、

ステップメールをご覧いただきたいですが、

1つ言えるのは、パワハラ加害行為をストップさせるような

法律はないということです。

 

法律は万能ではありません。

 

【2】法律は、どうやって使うものなのか?

パワハラそのものを、取り締まる法律はありません。

ですから、パワハラそのものをストップさせる法律もありません。

 

しかし、法律が全く役に立たないわけではありません。

法律は、事実上の強制力として役立つのです。

 

法的手段が背後にあること、

国家権力が動く可能性があることが、

事実上の強制力として働くのです。

 

パワハラは法律に規定はされていませんが、

行政がパワー・ハラスメントを定義し、

組織として許してはならないことを名言しています。

 

そして、行政は、組織に対して指導・助言ができるようになっています。

 

被害者は、これを使うことによって、

組織に対して、パワハラ行為をストップさせるように

事実上、請求することができるのです。

 

【3】行政から指導を受けて嬉しい組織はない。

行政の指導が入ることを、喜ぶ組織はありません。

パワハラがある組織だと思われれば、

そのイメージダウンは計り知れないのです。

 

もともと、パワハラというのは

組織にとっては百害あって一利なしです。

 

その上で、行政から指導を受けて、

イメージダウンにもつながってしまうとなれば、

管理職の責任が問われます。

 

保守的な組織に対してこそ、

法律というものは役に立つのです。

 

【4】法律を使って行政・司法を動かす。

国家権力は、法律によって動いています。

逆に言えば、法律を知らなければ、

国家権力の助力を得ることはできません。

 

法律を知ってください。

それほど、難しいものではありません。

 

パワハラに関係する法律は、それほど多くはありません。

メルマガのほうで詳しく説明していますので、

ぜひご覧いただき、必要最低限の法律知識を

身に付けてください。

 

【無料メルマガ】『パワハラ被害者を助けたい!』
読者登録フォーム
お名前(姓名)
 姓  名 
メールアドレス
受信形式
HTMLメール
文字メール

-法律関連, 職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

no image

パワハラを友人にグチっても何も変わらないが、一人で抱え込むよりはマシ。

パワハラに対して、友人に愚痴を言っても何も変わりません。 しかし、一人で抱え込むよりは、絶対にいい。 誰かに打ち明けることができるのは、一人で抱え込むより、よいことです。 — 三國雅洋:パワハラ解決コ …

no image

選択できることが、自信につながる。

 パワハラ・職場いじめは、無力感を作ります。    心の中で相手に反発しても、    実際には反発できない自分に、    嫌気がさしてきます。     &nbs …

no image

パワハラに負けないために、「職場内の優位性」から逃れる準備をしておく。

パワハラから逃れるために必要なものの1つは、「職場内の優位性」から逃れられること=「私はいつでも、会社を辞められる」という状況を作ることです。この切り札があるからこそ、会社や加害者に対して、反撃をして …

no image

パワハラ加害者がいる職場へ、復職せざるを得ない場合の対処法

パワハラを受けて、休職をせざるを得なくなると、次の問題が待っています。 復職をするかどうか、という問題です。 転職ができれば復職せずに転職するのが一番です。 ですが、多くの場合、精神疾患を抱えています …

no image

ベーシックインカム制度が、パワハラ被害者のジレンマを解決する。

パワハラがない社会を作るためにも、ベーシックインカム制度を実施してもらいたい。 「いつでも辞めることができる」という状況があれば、パワハラが深刻化するのは、ほとんど防げる。 — 三國雅洋:パワハラ解決 …

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。