パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

パワハラを放置する会社からは、今すぐ脱出しよう。

投稿日:2017年3月16日 更新日:

パワハラを受けて会社を辞めるのは、たしかに悔しい気持ちになるでしょう。

なぜ加害者が仕事を続けて、自分が辞めなければならないのかと、普通は思います。

しかし、そのような気持ちを持ちながら辞めて「辞めてよかった」と思う人も、多くいます。

それは、その職場自体に問題があったことが、辞めるとよく分かるからです。

Enzootic Plague Investigation | ChinaCreative Commons License CDC Global via Compfight

【1】パワハラを放置する職場自体が、病気になっている

パワハラは、どんな組織でも起こります。

厚生労働省のデータでは、過去3年以内にパワハラを受けたことがある人は、4人に1人です。

誰でもパワハラを受ける可能性があるし、どんな職場でもパワハラは生じうるのです。

 

ただし、それが放置され、慢性化する組織と、そうでない組織があるだけです。

正常な組織運営をしている組織では、パワハラが起きても沈静化します。

自浄作用によって、パワハラが収まるのです。

 

しかし、それが起きない組織があります。

パワハラが慢性化している組織です。

 

【2】パワハラが慢性化している組織の特徴

次のような特徴がみられる場合、パワハラが慢性化していると捉えて間違いないでしょう。

つまり、今すぐに脱出したほうがよい組織の特徴です。

  • パワハラ類型の「身体的な攻撃」または「精神的な攻撃」が日常化している。
  • 誰かが常にターゲットとなって、攻撃を受けている。
  • パワハラ被害者が孤立させられる。
  • 直属の上司が指導をしても、加害行為が止まらない。
  • 加害者が直属の上司に対して、パワハラをしている。

このような特徴を持つ組織では、まずパワハラはなくなりません。

組織自体が、病気に罹っているからです。

 

このような組織では、常に誰かがパワハラのターゲットとなっています。

そして、そのターゲットとなった人は、どんどん孤立させられていきます。

上司に相談をして、上司が加害者に対して注意・指導をしたとしても、止みません。

むしろ、上司に対して加害者が反抗・反論をし、上司に対するパワハラさえ始まります。

 

【3】組織の病気を治す義務はない

あなたに、このような組織の病気を治す義務はありません。

今すぐにでも離れたほうが身のためです。

その職場に残っても、長期的には損をするだけですから、一刻も早く離れましょう。

 

もし、収入面などで離れるのが難しいなら、転職活動を始めましょう。

転職活動も難しいならば、独立・起業に向けて副業を始めましょう。

今では、誰でもすぐに副業を始められる土台が整っています。

インターネットを使えば、1週間程度で試作品を作り、売り出すことさえできるのです。

 

あなたに組織の病気に付き合う義務もなければ、治す義務もありません。

組織運営について責任を負うのは経営者であり、最終的には株主等の社員です。

組織内にたくさんいるゾンビみたいになりたくなければ、早く脱出することです。

 

【4】辞めたらきっと、「よかった」と思う

パワハラ職場を辞めて、後悔することはありません。

多くの場合、「よかった」と思います。

離れることで、その異常さがよりいっそう、よくわかるからです。

 

サービス残業を、当たり前のように言う経営者の異常さが分かります。

新入社員が半年程度で辞めていく職場の、異常さが分かります。

悪口・陰口ばかりが横行している職場の異常さが分かります。

顧客をバカにしているような発言が、許されている職場の異常さがわかります。

 

そういう異常な組織であっても、最初は自分が辞めることにはくやしさを感じます。

しかし、実際に辞めたときに思うのは「よかった」という思いです。

悔しさよりも、早く辞めた自分を誇りに思うぐらいになります。

 

ですから、パワハラが慢性化している組織からは、今すぐに脱出しましょう。

もし、今すぐ脱出できないなら、脱出する準備に取り掛かりましょう。

転職活動や独立・起業準備を始めましょう。

 

心や身体が壊れてしまう前に、抜け出してください。

あなたの心や身体を守ってください。

-職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

自己卑下しても、攻撃はなくならない。【職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する】

【理論編】 「自分が悪い」と思うことは、 「自分はまったく悪くない」と思うよりは、  美しいとは思います。    しかし、現実的に、  自己卑下しても、他人からの攻撃はなくなりません。    精神的に …

no image

パワハラの証拠を、twitterを使って記録する。

パワハラの証拠集めに役立つツールの1つが、twitterです。 twitterを非公開にして、自分が受けた被害をつぶやくのです。   twitterでのつぶやきは、全て記録されています。 そ …

no image

パワハラを友人にグチっても何も変わらないが、一人で抱え込むよりはマシ。

パワハラに対して、友人に愚痴を言っても何も変わりません。 しかし、一人で抱え込むよりは、絶対にいい。 誰かに打ち明けることができるのは、一人で抱え込むより、よいことです。 — 三國雅洋:パワハラ解決コ …

no image

パワハラは、「加害者が100%悪い」と思っていればいい。

パワハラ被害者にとりあえず覚えておいてほしいのは、「加害者が悪い」と思っておけばよいということ。 加害者が「自分にも悪いところがあると思うけれど」と言わない限りは、そう思っておいていい。 — パワハラ …

no image

【雑記】パワハラ、職場モラハラは、命に関わる重大事件。

「人生で初めて殺意を持った。」 クライアントの中には、このようにおっしゃる方もいました。   仕事はEメールやメモを介して与えられ、 誰にでもできるような簡単な仕事だけが回される。 &nbs …

読者登録フォーム

【無料メルマガ】『パワハラを脱出する方法』
読者登録フォーム
お名前(姓名)
 
メールアドレス
受信形式
HTMLメール
文字メール
2017年3月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

パワハラなんかに負けない。

あなたはパワハラなどに負けたりしません。

法律面・心理面・経済面の3側面を考慮に入れた、現実的な解決策を実行しましょう。

パワハラ問題の専門家による現実的な解決法は、こちら。

↑無料個別相談会へのリンク

カテゴリー