その意味で、ぼくは読者のことは一切考えてないですね。
「ぼくが楽しいと思うことブログを書いているだけなので、つまらないなら見なければいいんじゃない?」というスタンス。
「最近イケハヤは仮想通貨の話ばっかりでつまらない」というなら、読まなきゃいいだけですからねぇ。— イケダハヤト (@IHayato) 2017年5月26日
個人ブロガーの方とかの相談に乗ると、案外この開き直りができない人が多い。
ぼくも含めて、大した読者数じゃないのにねw あなたが書きたいことを書けばいいんですよ。
読者は勝手に付いてくるし、勝手に入れ替わっていきます。読者に合わせると、次のフェーズに行けませんよ。— イケダハヤト (@IHayato) 2017年5月26日
【1】現状の人間関係に合わせてはいけない
《読者は勝手に付いてくるし、勝手に入れ替わっていきます。読者に合わせると、次のフェーズに行けませんよ。》
これは人間関係すべてに当てはまる言葉です。
現状の人間関係に合わせた情報発信をしていると、次のフェーズに行くことはできません。
今まで日記ブログを書いていた人が、社会貢献をしたいと思ったとします。そのときに、今までの読者を気にしたら、社会貢献の情報発信がおろそかになるでしょう。
【2】最初は必ずフォロアーが減る
情報発信の内容を変えると、最初は必ずフォロアーが減ります。最初から増えることは、常識的に考えてもあり得ません。最初は減ります。
たとえば、今までは自分の日常を書いたブログを書いていて、今後はそれを社会貢献活動を中心に書くブログに変えるとします。すると、そのブログ記事を最初に読むのは当然に、既存の読者です。その既存の読者の中には当然、「社会貢献活動を語る人が嫌い」な人がいます。嫌いな情報を読む人はいませんから、その読者が離れていきます。
Twitterでも、新しい情報発信をすれば必ず最初はフォロアーが減ります。これは、最初に新しい情報発信に触れるのが、既存のフォロアーだからです。
一方で、新しい情報発信を求めている人には、新しい情報が届いていないのですから、フォロアーは増えません。
ですから、新しい情報発信を始めると、最初は必ずフォロアーが減るのです。
【3】フォロアーは後から増えてくる
新しい情報発信を続けていくと、その情報発信に触れた人が少しずつ増えてきます。たとえば、社会貢献活動についての記事を書き続けると、その情報が欲しかった人が増えてくるのです。
そうして、少しずつフォロアーが増えてきます。
私の実感では、フォロアーの合計数は増えます。
実際、私も簡単にはTwitterのフォローを外したり、YOUTUBEのチャンネル登録を外したりはしません。発信する情報内容が変わっても、おそらく気づかないというのが本音です。
新しい情報が嫌いな人はフォローを外しますが、そもそも興味がない人は気づきません。
そして、新しい情報が好きな人がフォローをしてくれます。
つまり、「新しい情報が好きな人>新しい情報が嫌いな人」であれば、フォロアーの合計数は増えるのが当然となります。今まではと正反対のことを言わないかぎり、このような状況は生まれないでしょう。
【4】新しい情報発信をしたほうが、単純に得がある
上記のことを踏まえてビジネスライクに考えてみると、新しい情報発信でのフォロアーの伸びが落ち着いたら、さらに新しい情報発信をしたほうが得だということでもあります。
これは単純に読者やフォロアーを増やしたい場合ですが、ほとんどの人間関係でも言えることです。
新しい情報発信をすることによって、友人・知人が減ることは、ほとんど考えられないことです。
もちろん、節操ない情報発信は嫌がられます。たとえば、1週間前に「これからはFacebook広告の時代だ」と主張して、翌週に「Facebook広告はもうダメだ」と主張したら、一貫性がなさ過ぎるでしょう。そのような情報発信をすれば、信頼を疑われるのは当然です。
ですが、そのようなことをしない限りは、単純に考えてもメリットのほうが多いのです。
【5】誰に、どんな貢献をしたいのか
そこで、重要となるのが誰に、どんな貢献をしたいのか、です。
誰にどんな貢献をしたいかが決まることで、発信するべき情報が決まるからです。
もしあなたが、パワハラ被害者に、パワハラ職場から脱出する方法を伝えたいと思ってくださるなら、そのような情報発信をすることになります。
人間関係で悩んでいる人の、メンタルサポートをしたいと思っていらっしゃるなら、そのような情報発信をすることになります。
そして、そのような情報発信を今すぐ、始めればよいのです。今だからこそ、発信できる情報というものがあります。
大切なことは、あなた自身の体験を踏まえた成長ストーリーを書くことです。
これからは「身銭切ってトレンドに乗り、体験を踏まえた解説記事をバシバシアップする」という手法が強い気がする。キュレーションは体験記事じゃないので、差別化につながらない。
— イケダハヤト (@IHayato) 2017年5月25日
【6】体験を踏まえた情報発信をする
自分が何を目的として、その目的達成のために何をしているかを書きましょう。
体験記事を書くことで、その記事に自然とリアリティが生まれます。何も行動をしていない人の記事は、やはりリアリティがなく面白みが少ないのです。
言い換えれば、誰でも情報発信ができるということです。今、何を目的として、何をしているかを書くのに必要なものは、勇気だけです。
専門知識を学びたいなら、その学んでいる様子を記事にすればよいだけです。専門知識を得てから情報発信をする必要はないのです。
あなたが高い志をもっているなら、今すぐその志のためにしていることを情報発信していきましょう。
最初は人が離れていくでしょうが、少しずつあなたの情報発信を求める人が増えていくはずです。
ぜひ勇気をもって、一歩踏み出してみてください。