パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

会社員に向いていないなら、副業・起業を考えておく。

投稿日:

転職を数回しても、そこでパワハラなどのハラスメント被害に遭ってしまう人がいます。

そのような方は、組織に属することが、向いていない可能性が高いです。

私の周囲には個人事業主が多いですが、個人事業主は”組織に属せない人”が多いです。

ですから、あなたも個人事業主の選択肢を頭の中に入れてみてほしいと思います。

【1】転職を繰り返してもパワハラに遭う人

転職をしても、転職先でパワハラに遭う人は多いです。

”なぜ自分だけが、パワハラに遭うのだろう”、”なぜ人間関係がうまく行かないのだろう”と、悩んでしまいます。

しかし、その人たちは人付き合いが下手なのではありません。1つのグループに属し続けるのが得意でないだけです。

【2】組織に属せない個人事業主

個人事業主の中には「組織に属せない人」が多いです。

会社員が嫌で個人事業主になったのではなくて、会社員を務めることができなくても個人事業主となるのです。たとえば、上司と反目してしまったり、時間を守れなかったり、決まった手順を守れなかったり、同僚と仲良くやれなかったりなどです。

組織に属する適正がないからこそ、個人事業主をしている人は大勢います。

個人事業主の半分は、組織人としての適正がない人でしょうね。

【3】個人事業主、フリーランスの適正

組織人としての属性と、ビジネスをすることの属性はまったく別物です。

組織人の適正というのは、会社内での役割を果たすことです。ビジネスをするときの適正とは、社会での役割を果たすことです。社会で求められる役割を直接果たすことが、ビジネスです。

個人事業主、フリーランスとなる人に一番求められるのは、主体性です。自分で判断し、行動することが求められます。

一方で組織人として求められるのは、協調性です。組織全体のことを考えて判断し、行動することが求められます。

組織人と、個人事業主・フリーランスでは求められることが、そもそも違うのです。

ですから、あなたは組織人としては適正がなくても、ビジネスパーソンとして適性が高いかもしれません。

【4】副業・兼業解禁の時代が来る

厚生労働省は、副業・兼業解禁に向けて動いています。

ですから、少なくとも数年で副業・兼業は当然のように扱われるようになるでしょう。言い換えれば、解雇をしやすくなるということです。

そうであるなら、無理をして組織人である必要はありません。組織人であるメリットは、安定した報酬・給料が得られることですが、それが保証されなくなるということです。

もちろん、完全に組織人であることをやめる必要はありません。組織に属しつつ、組織に完全に依存せずにいられる状態を作るのがもっとも現実的です。

パワハラなどのハラスメントを、転職先でも受けてしまうなら、リスク管理の一環として副業・起業を考えておきましょう。少なくとも、選択肢には入れておいてほしいです。

たしかに副業・起業というのは簡単ではありません。しかし、それほど難しいものでもありません。練習をすれば誰でもできることです。

ですから、ぜひ副業・起業を考えてみてください。

もし、興味があるなら、私のプログラムもご覧くださいね。

pawahara.info/program-win-pwhr

-職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

no image

現状を打破するためには、「今、するべきこと」をしてはいけない。

現状を打破したいと思うとき、「今、するべきこと」をしてはいけません。 むしろ「今、するべき」とは、全く思わないことこそ、するべきなのです。 Wicker Paradise via Compfight …

パワハラ被害を受けたときも、”動く人”が助かる。

クライアントだった人から本を紹介されて、読んでいます。 『状況認識力UPがあなたを守る ──元CAI捜査官が実践するトラブル回避術』という本です。   この中で、これはパワハラ被害者にとって …

no image

パワハラで退職に追い込まれる前に

パワハラは、加害者が圧倒的に有利です。   多くの場合は、被害者が退職することになり、 加害者を処分さえ受けないことがあります。   これは、パワハラ問題が、 会社にとっても、 な …

no image

パワハラを受けて、後先考えずに辞めるのは幼稚なのか?

ブログに、反対意見をいただくことが多くなっています。   その中に「後先考えずに辞めるのは 幼稚だ」というものがありました。 今回は、これについて考えたいと思います。   【1】パ …

no image

パワハラ加害者に対する怒りを行動に結びつけられたら、とてもいい。

パワハラ被害に遭ったとき、加害者に対して怒りを持つのは自然なことです。「許せない」と思うのが自然であって、「許してあげよう」と思うほうが不自然です。 加害者を許す必要なんてないんです。むしろ、報いを受 …

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。