Kindleで電子書籍を出版します。
『パワハラに遭っていて行動できない人のためのセルフコーチング』というタイトルです。
私に相談してくださる人の多くは、精神科・心療内科などに通院をしています。
認知行動療法などの治療を受けています。
しかし、これらの療法だけでは、パワハラは解決できません。
パワハラを解決するためには、そのための行動が必要となるからです。
しかし、パワハラが慢性化すると、解決のための行動がとれなくなります。
パワハラを受けている日常が、「現状」になってしまいます。
DV被害者が抜け出せなくなるように、パワハラを受け続ける日常から抜け出せなくなります。
現状打破をしたいとき、カウンセリングだけでは足りません。
カウンセリングは必須ですが、それだけでは足りないのです。
現状を変えるための技術が必要となります。
それが、今回の書籍でお伝えする「コーチング」です。
「コーチング」というものに対して、人々が持つイメージはさまざまです。ある人にとってはオカルトであり、ある人にとっては「人生を輝かせるための技術」であり、ある人にとっては「部下を指導するための技術」です。
私にとってのコーチングは、困難や逆境を乗り越えるための必須の心理技術です。困難の最中、逆境の最中にいる人にとって、必須となるマインドの使い方を身に付けるためのものです。
私にとってコーチングは、現実逃避するためのものではなく、現実を変えていくためのものです。
私はパワハラ被害者には、コーチングは必須だと思っています。
本来ならコーチングを受けてほしいのですが、コーチングを受けるにはさまざまな障害があります。
そこで自分で自分にコーチングをする方法について書きました。
今回の書籍に、ぜひ一度お目通しいただき、日々セルフコーチングを実践してみてください。
そして、少しずつ行動できることを増やして、現状を抜け出していただけたらと思っています。