パワハラについて相談をしたら、相談相手から出された提案のどれか1つは実行に移しましょう。
提案を受け入れるつもりがなら、相談をしてはいけません。
相談をしておきながら、提案を全く無視する人は信頼されません。— 三國雅洋:パワハラ解決コンサルタント (@artof_challenge) August 24, 2018
【1】相談をしたら、提案が出される
相談をすれば、提案が出されます。「○○したほうがよい」という解決策が提示されます。
提案を出されたくないなら、相談を持ちかけるべきではありません。
「自分の頭を整理したいので、ただ話しを聞いていただけませんか」とお願いすればよいのです。
【2】提案を無視する人は、チャンスを失う
出された助言・アドバイスを無視する人は、信頼されません。「この人には、もうアドバイスはしないでおこう」と思われるだけです。
パワハラは味方や証拠が多ければ多いほど、解決が近づきます。
相談は、証拠と味方を同時に増やすチャンスです。
適切に相談ができる人は、証拠と味方を増やすことができます。あなたのために動いてくれる人さえ、作り出すことができます。
相談するときに「時間を取っていただいて、ありがとうございます。」と伝えましょう。
相談終了後には、「ありがとうございました。今から実行に移します。」と伝えましょう。
アドバイスを実行に移したら、「アドバイスを実行に移してみました。」と、伝えましょう。
相談時に感謝の言葉もなく、相談終了後に「参考にします。」と言う人は、信頼されまん。
改めて相談をしても、お茶を濁されて終わりです。
提案を実行に移した人だけが、次に相談をするチャンスを得られます。
【3】相談する回数が増えれば、味方になる確率が増える
相談する回数が増えれば増えるほど、相談相手はあなたに感情移入してくれるようになります。
提案を無視する行為は、せっかくの証拠と味方を増やすチャンスを棒に振る行為です。
「アドバイスを実行に移してみました」と言う人だけが、信頼されます。
うまく行ったかどうかは、関係ありません。
提案を実行に移すことが大切なのです。
相談した結果のアドバイスは、何か1つを実行に移しましょう。実行に移して、その後の報告をしましょう。
それがあなたの証拠と味方を増やすことにつながります。