パワハラを受けた状態になると、どうしてもミスは生じやすくなります。
それにもかかわらず、あなたが普通に仕事をこなすことができているなら、それはあなたの優秀さの証明です。
あなたはパニック状態でも普通の仕事ができるぐらい、優秀だということです。— 三國雅洋:パワハラ解決コンサルタント (@artof_challenge) September 28, 2018
【1】パワハラを受けるとミスが多くなる
パワハラを受けると、誰でもミスをしやすくなります。
心理学でいう 「Fight or flight(闘争・逃走) 」状態になるからです。熊に追いかけられているときの脳のモードです。思考よりも行動が優先されます。頭がよく回らない状態なのです。
【2】一定の質を保てるのは、あなたが優秀だから。
そのような状態にも関わらず、一定の質の仕事をできているならば、それはすごいことです。優秀な人でなければ、そのようなことはできません。
あなたが一定の質を保ちながら仕事ができていること、それがあなたの優秀さの証明です。
【3】意識的に自己肯定をすることが重要
パワハラ誰でも自己評価が下がります。自分の価値や自分の能力を、信じきれなくなります。自分には価値がないと思ったり、自分には能力がないと思ったりするなど、自分を卑下しがちになります。
だからこそ、ネガティブな環境にありながらも、普通でいられることのすごさを、意識に留めておいてほしいのです。
【4】普通でいられることは、素晴らしいこと
ネガティブな環境にある中で、「普通」でいることは簡単なことではありません。
普通の環境にいる人が普通でいることと、ネガティブな環境にいる人が普通でいることは全く違うことです。
その違いを分かってくれる人は多くはありませんが、他の人が分かってくれないからと言って、あなたがその違いを無視する必要もありません。
あなたは自分が頑張ってる姿を誇ればいいと私は思っています。
【5】頑張っているだけで、素晴らしい
苦しい状況の中で、頑張っているだけでもすばらしいことです。
自己卑下する必要などまったくありません。
パワハラ加害者にどのような言動をされようとも、少なくとも心の中で《あなたには、私と同じことはできないだろう》と思うなどして、はねのければよいです。
自己肯定感、自己効力感だけは奪われないようにしましょう。
自分が置かれている環境で、自己評価を決めないでください。
あなたは今いる環境にいるべき人ではありません。
あなたはすごい人ですし、今置かれている環境はあなたにふさわしくないものです。
諦めずに動き続けましょう。