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パワハラを訴えるよりも、加害行為をさせないようにするほうが簡単だ。

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パワハラに対して「訴えればいい」と簡単に言う人がいます。

しかし、訴えるのは簡単なことではありません。客観的証拠も必要となり、資金も時間も労力も必要となります。

そのような高いリスクとコストを支払わなくても、加害行為をさせないようにすることはできます。

パワハラは心理戦だからです。

【1】「訴える」のはリスクが高い

パワハラ行為を訴えるのは、簡単ではありません。

法律上、パワハラ行為は民法上の不法行為、または債務不履行となります。

不法行為の場合、相手方は加害者本人です。つまり、加害者本人を訴えることになります。

債務不履行の場合の相手方は使用者です。個人事業主の場合は社長、法人の場合は代表取締役を相手として訴えることになります。

いずれにしても自分が働いている職場の人間を相手に訴えを起こすことになります。

そのようなことをすれば、事実上、被害者が退職に追い込まれるのは目に見えています。パワハラ被害者は、ただでさえ孤立させられています。訴えることなどすれば、事実上、味方はいなくなります。完全に孤立することは目に見えているのです。

ですから、事実上、勤務しながらパワハラを訴えることはできません。

つまり、パワハラで訴えることができるのは退職を覚悟したとき、または退職後なのです。

【2】「訴える」のは、コストも大きい

パワハラを訴えるのは、前述のとおり、リスクが大きいものです。

それだけでなく、訴えるために支払うコストも膨大となります。

まず客観的な証拠を集めなければなりません。

被害メモだけでは不十分であり、録音や録画など客観的証拠が必須となります。

弁護士は証拠集めは行いません。つまり、そのような客観的証拠はあなたが自分で行わなければなりません。

その上で、弁護士費用と弁護士と連絡を取り合うための時間が必要となります。

時間も労力も、資金も必要となるということです。

【3】パワハラをさせないようにすることを考えよう

法的手段には上記のように高いリスクと、高いコストがかかります。

パワハラ問題において法的手段が有益となるのは、極めて限定的な場合に限られるのです。

加害者のパワハラ行為を止めさせたいなら、別の方法を考えましょう。

パワハラをさせないようにすることを考えるのです。

パワハラをさせないようにするのは、それほど難しくはありません。

パワハラは心理戦だからです。

【4】加害者の心理をコントロールする

加害者の心理をコントロールできれば、パワハラ行為をさせないようにすることができます。

たとえば「その場ですぐにメモをする」という単純な行動1つで、パワハラを防ぐことができる場合もあります。パワハラ行為を受けたとき、あなたがその場でメモ帳を取り出して、メモを始めるだけです。

監視カメラがあるだけで、犯罪行為は減ります。これと同じことが「メモ帳を取り出す」ことによって生み出せるからです。

加害者は自分の地位や名誉を賭けてまで、あなたにパワハラをしようとは思っていません。自分の行為が処罰等されることになると予測すれば、パワハラ行為はしなくなります。パワハラ加害者は、そのような卑怯な奴らです。

加害者の心理をコントロールするなんて、難しくはないのです。

【5】心理紺トールをして、パワハラ行為を止めさせる

パワハラ行為を止めさせるのに、リスクの高い行動は必要ありません。

リスクが小さい行動であっても、加害者の心理に大きな影響を及ぼすことはできます。

パワハラは心理戦ですから、加害者に対する心理的影響の大きさがすべてです。あなたが実行に移す行動がどれだけ小さくても、それによって加害者の心理をコントロールできるならそれでよいのです。

実際にはどのような行動を取ればよいのかについては、下記のステップメールに詳しく書きました。

無料で登録できますし、いつでも解除ができます。

もし少しでも興味があれば、すぐにご登録ください。

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