パワハラ加害者の言葉は、ただの「意見」です。「事実」ではありません。
事実は受け入れざるを得ませんが、意見を受け入れる必要はありません。
あなたにとって有益な意見なら受け入れたほうがよいでしょうね。でも、そうでないなら、受け入れる必要はありません。
— 三國雅洋:パワハラ解決コンサルタント (@artof_challenge) March 16, 2019
加害者の言動を、無視はしないほうがいいです。加害者の言動は無視するどころが、しっかりと記録に残したほうがいい。
でも、それを真に受ける必要はまったくありません。パワハラなんかをする人の一意見を、そこまで尊重してあげる必要なんてないんです。
— 三國雅洋:パワハラ解決コンサルタント (@artof_challenge) March 16, 2019
加害者の言動は、しっかりと記録に残してあげましょう。証拠が多ければ多いほど、あなたが取り得る選択肢が増えるからです。
それに書き出すことで、忘れることができるようになります。嫌なことを誰かに当たって発散するより、証拠として残したほうが、あなたにとってよいはずです。
— 三國雅洋:パワハラ解決コンサルタント (@artof_challenge) March 16, 2019
【1】パワハラ加害者の言葉は、事実ではなく、意見に過ぎない。
パワハラ加害者の言葉は、事実ではありません。
加害者があなたに対して「無能だ」と言ったとしても、あなたが無能だということにはなりません。
それは単なる「意見」に過ぎないんです。
パワハラをするような人の意見を、あなたがそこまで尊重してあげる必要はありません。
【2】加害者の言葉は無視するのではなく、記録する
加害者の言葉は単なる意見にすぎません。
しかし、それを無視することはできないでしょう。
暴言を吐かれたら、傷ついてしまうのは仕方がないことです。
だから、気にしないようにすることは、お勧めしません。
気にしないようにするのではなくて、記録しましょう。
加害者の暴言内容を、できるかぎり正確にメモするんです。
それが証拠となります。
【3】証拠が多いほど、選択肢が広がる
パワハラ問題では、証拠はとても重要です。
証拠が多ければ多いほど、取り得る解決策が増えるからです。
証拠が多ければハラスメント対策部署も動かしやすくなります。労働局を味方に付けることもしやすくなります。法律家も法的手段を検討しやすくなります。証拠は多ければ多いほどよいのです。
パワハラを受けたら、誰でも傷付きます。
何も知らない人は「気にするな」とか「そんなことは、無視したほうがいい」と簡単に言います。
しかし、それができるなら苦労はしません。気になってしまうから、苦しいんですよね。
気にしたくなくても気になってしまうものなんです。
それなら、むしろ記録に残してやりましょう。証拠として残してやるんです。
被害内容を、できるかぎり詳細にメモしてあげましょう。
これに登録すると無料ダウンロードできる「被害メモテンプレート」を参考に、メモしてください。
加害者から受けた被害は、全部記録に残してやりましょう。言われたこと、されたことなど、あなたが傷ついた言動はすべて記録に残してやるんです。
パワハラ加害者が言い逃れができないように、証拠をたくさん集めましょう。
加害者の「意見」を、証拠という「事実」として残してやってください。