私の相談サービスの1つに、
チャットでの相談があります。
もともとはメールで相談を受けていたのですが、
メールではいくつかの不都合があったので、
チャットに切り替えています。
そして、このチャットサービスこそが、
パワハラ被害者に必要なサービスであると
感じています。
また、クライアントの方も
喜んで使ってくれています。
【1】一般のメール相談は、なぜ1回あたり2、3000円もするのか
一般のメール相談は、
なぜ1回で、2000~3000円もするのでしょうか?
これは、提供する側としては理屈はわかります。
文章を書くのには、たしかに時間がかかります。
また、誤解を与えないようにと、
注意して書かなければなりません。
細かい状況把握もできませんので、
できるだけ多くの状況に当てはまるように
書く必要もあります。
そして、その上で、
ちゃんと具体的に役立つことを
書かなければなりません。
通常の対面でサービス提供をしたほうが
よほど楽なのです。
しかし、だからといって、
1回で2~3000円ほどの価値があるかと言えば、
あるとは思えません。
チャットで詳しいことを聞きながら
アドバイスしたほうが、
両者にとってメリットがあります。
【2】チャットサービスの利点とは何か?
チャットの一番の利点は、
お互いにとって、気楽にできることです。
基本的には、短い文章でのやり取りですので、
意味内容の確認も取りやすいですし、
感情を表すためのツールも多いため、
感情的なサポートもしやすい。
また、チャットサービスによっては、
履歴の確認もしやすいので、
話の流れが確認しやすいのです。
これはつまり、継続的なサポートに
向いているということです。
【3】返事が早いと、両者が安心する
そして、チャットは基本的には
すぐに返事をするものですから、
心理的サポートに向いているのです。
恐怖に襲われたとき、
チャットでつぶやけば、
すぐにサポートがもらえる。
これは、とても安心につながると言っていただけますし、
私も、日々の状態が確認できて安心できます。
ですから、もしあなたが
被害者支援をされる場合は、
ぜひチャットサポートも取り入れてください。
そうすることで、適切な距離を保ちつつ、
人の心をサポートできるようになるはずです。