パワハラ解決の方法は、たくさんあります。
あなたが達成したい目的と、あなたが置かれた状況を踏まえれば、方法は見つかるものです。
誰でも今すぐ実行できるものとしては、次のようなものがあります。
- 被害メモを取る。
- ボイスレコーダーで録音する。
- ハラスメント相談室に相談する。
- 労働局に相談する。
- 人権擁護委員会に相談をする。
もちろん、上記のようなことはすでに実行済みで、それでも状況が改善していないのかもしれません。
その場合は、次のような行動が可能です。
- 内容証明郵便で加害者個人に対して警告をする。
- 民事調停を申し立てる。
- 刑事告訴をする。
- 訴訟を起こす。
もちろん、このような法的手段に訴えるとなれば、会社内で冷遇されるかもしれません。
そのため、転職活動は必要となるかもしれません。
では、次のような心理的な対処は、どうでしょうか。
- 加害者が怒鳴ったり、暴言を吐いたり、悪口や陰口を言ったら、その場でメモを取る。
- 加害者のパワハラ行為に対して毎回、「今のはどういう意味(意図)ですか」と、その言動の意味・意図を確認する。
- 加害者の言いがかりに対しては、必ず冷静に反論をする。
- 加害行為は、すべてハラスメント対策室など対応部署に毎回報告を上げる。
いずれも適法行為であり、かつ、加害者が嫌がる行為です。
さまざまな方法があるのですが、多くの場合、それを実行に移すことができません。
それは、心理的な障害があるためです。
ですから、状況を改善するのに最も重要なことは、心理的な障害を取り除くこととなります。
方法はあるのですが、実行できないだけですから、実行できるようにすればよいのです。
それは結局のところ、リスクと恐怖のコントロールというところに落ち着きます。
このリスクと恐怖のコントロールは、コーチングが得意とするところです。
ですから、もしあなたが身動きが取れない状況でしたら、ぜひ一度コーチングを受けてみてください。
きっと、あなたが今までできなかったことが、着実にできるようになっていくと思います。