あらゆる問題で、一番強いのは、公にできる人です。
なぜなら、公になったら困るからです。
ですから、パワハラ対策で目指すべきところは、公にできる人になることです。
証拠を持つことと、正当性を持つことです。
証拠を持つだけでは足りません。
バカな上司は、「これぐらいはパワハラではないからな」と言いますが、
それを決めるのは司法であって、結局は社会です。
公になって困ることをしている以上、困るのは自分です。
あとは、正当性を持つこと。
あなたがどのような被害を受けたか、
それに対してできることを全部している、ということを、
証拠として掲げることができる人になることです。
これさえできれば、パワハラ上司を倒すのは簡単です。
【実践編】
1 自分が受けた被害をすべて文書として残しましょう。
行政・司法は文書主義だからです。
文書がなければ、動かない組織だからです。
2 その文書を持って、さまざまな行政機関に相談に行きましょう。
あなたは、あなたが行える範囲で、取るべき行動をとったという証拠を作るためです。