パワハラ脱出プロジェクト|福井県敦賀市パワハラ問題解決の専門家による被害者のための総合情報提供ブログ

福井県敦賀市のパワハラ解決コンサルタント(行政書士・コーチ・コンサルタント)による、被害者のための総合情報提供サイト

職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

パワハラ被害者が、冷静になるための危機心理学

投稿日:2017年4月25日 更新日:

パワハラを受けていると、身動きが取れなくなってきます。

解決策が認識できなくなってくるのです。

When the sea becomes moutains..Creative Commons License Korf-Adri via Compfight

【1】感情優位状態では、解決策が見えない

パワハラ行為を受けると通常は、感情優位状態となります。

これは前頭前野がうまく働かない状態であり、簡単に言えばIQが下がっている状態です。

 

 

解決策を認識できるようにするためには、IQを上げなくてはなりません。

理性優位状態にして、迅速かつ適切に対処しなくてはならないのです。

 

【2】最悪の事態を想定すると、理性が働く

そのためには、「最悪の事態を想定する」ということが大切です。

まず、現状が続いた場合の最悪の事態を想定しましょう。

パワハラ行為が続いた場合の、最悪の時代はどのようなものでしょうか。

それを、できれば書き出してみるのです。

 

最悪の事態を想定しようとする行為が、そもそも理性を働かせないとできません。

そのため、最悪の事態を想定することで、むしろ落ち着けるようになるのです。

 

【3】パワハラに関する情報を集める

最悪の事態を想定したら、パワハラに関する情報を集めましょう。

パワハラの定義、モラハラとパワハラの違い、いじめとパワハラの違いなど、なんでも調べてみましょう。

情報を集めれば集めるほど、冷静になることができます。

 

これも、情報を集めるという行為が、理性を使わなければできないことだからです。

強制的に理性優位状態を作ることで、感情による支配から逃れられるようになります。

 

【4】冷静になったら、ゴールを設定する

最悪の事態を想定し、関連情報を集めることで、強制的に理性優位状態を作れます。

すると、決して状況は改善していなくても、不思議と冷静になることができるでしょう。

その状態となったら、次はゴールを設定します。

 

あなたが現状から抜け出して、どこにたどり着きたいかを決めるのです。

転職をしたいなら、転職をゴールにしてもよいでしょう。

起業をしたいなら起業をゴールにすればよいのです。

あなたが本当に達成したいと思うゴールを、思い描いてください。

 

【5】常にゴールを意識する

ゴールを設定したら、常にゴールを意識しましょう。

そして、ゴールに「関係がある」「関係がない」を、常に意識に上げて判断するようにします。

 

ゴール達成に関係ある情報だけを、意識に上げるようにするのです。

関係がないことを考えていたら、自分に喝を入れてください。

その上で、「自分らしくない」と考えて、改めてゴールを意識します。

 

こうすることによって、理性優位状態を保ち、かつ、解決策を脳に考えさせるのです。

 

パワハラ加害行為について考えても、解決はできません。

目指すべきゴールと、その達成方法にだけ意識を向けましょう。

そうすることで、解決策は着実に見えてくるようになります。

 

高いゴールを設定し、そのゴール達成の方法で、頭の中を埋め尽くしましょう。

それがあなたの視野を広げ、あなたに思いもよらぬ解決策を見せてくれることになります。

 

リラックスし、ゴールを設定し、ゴール達成の方法を考えましょう。

-職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

能力否定は、「精神的な攻撃」に該当するパワハラ

「無能」、「仕事ができない」など能力否定は、「精神的な攻撃」という類型のパワハラです。 厚生労働省は、パワハラについての定義を出すとともに、パワハラの類型を出しています。 その中で、「精神的な攻撃」の …

no image

パワハラに負けないための、心理護身術。

パワハラ被害者に知ってほしい心理技術の1つが、自分の心を守る技術。傷をゼロにすることはできなくても、傷つきにくくすることはできる。そして、傷の回復を早めることもできる。 — 三國雅洋:パワ …

no image

パワハラの相談先に、「どんな証拠が必要か」と相談しておく。

パワハラの相談機関は、いくつかあります。 1つは内部のハラスメント相談室など、もう1つは外部の労働局などです。   ただ、どこの相談機関も、基本的な立場は「中立」です。 あなたの主張を丸ごと …

no image

「パワハラをされるのは嫌だ!」がパワハラ解決の出発点になる。

パワハラを受けている状態なら、まずはそれが嫌だということを認めてください。 そして、どうすればその嫌なことを減らせるのかを考えましょう。 嫌だという本音にフタをする必要はありませんし、我慢する必要もあ …

no image

煙が出ているのだから、当然に危険【職場いじめ・嫌がらせ・パワハラを克服する】

ボールプールで、 少しはしゃいだだけなのに、 すごく身体が休みを求めています。 【理論編】 学校でもそうですが、いじめは隠れて行われます。 それが、表面化した時点で、かなりまずい状態です。 ですから、 …

読者登録フォーム

【無料メルマガ】『パワハラを脱出する方法』
読者登録フォーム
お名前(姓名)
 
メールアドレス
受信形式
HTMLメール
文字メール
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

パワハラなんかに負けない。

あなたはパワハラなどに負けたりしません。

法律面・心理面・経済面の3側面を考慮に入れた、現実的な解決策を実行しましょう。

パワハラ問題の専門家による現実的な解決法は、こちら。

↑無料個別相談会へのリンク

カテゴリー