昨日は、「子ども食堂 青空」が主催するイベントに参加しました。
中高生と「人狼ゲーム」をして、7勝1敗。心理の専門家としての面目は保ちました。
楽しかった。
子ども食堂に行くと、いつも心が洗われます。
親戚の集まりみたいなもので、気を使いすぎないでいい。
だからみんなある意味「いい子」だし、ある意味「いい子」ではない。
そこがいいのです。
【1】「人狼ゲーム」で、心理を読み取る訓練ができる
「人狼ゲーム」は、心の機微を、表情、声のトーン、しぐさなどから読み取る、よい練習になると思います。
少なくとも「誰が人狼か」は100%で当てていたので、あの子達が何か悩んでいたら、異変に気づいてあげられる自信がつきました。
【2】人は、空気で動く
「人狼ゲーム」では、人が「空気」で動くことを再実感させられました。
システム上の論理なら信じざるを得ないから、信じてくれます。
しかし、それ以外のことは人は「空気」に流されます。だから、いかに「空気」を作っていくかで、形勢が大きく変わります。
【3】空気を動かす技術が必要
相手は中高生で、私だけが大人でした。そのため、コントロール動かしやすかったとは思います。
それでも、ある程度の技術を身につけていなければ、やはり空気を動かすのは難しいとは思います。
【4】論理より感情、感情より空気
パワハラや、嫌がらせで困った経験がある人は、よく知っていると思いますが、人は論理では動きません。
論理ではなくて、感情でもなくて、「空気」で動きます。
したいことがあっても、それができる空気がなければ動けません。
反対に、したくないことでも、それを強制する空気があれば、せざるを得ません。
そのときどきの感情よりも、空気のほうが強い影響力があるのです。
【5】空気を変える人になる
だからこそ、空気を動かす技術を身に付けておく必要があります。
それは簡単なことではありませんが、不可能なことではありません。
パワハラ問題については、さまざまな悲しい事件により、空気ができてきています。
この流れを活かして、進んでいきたいと思います。