パワハラ被害者に勇気を持ってほしいとは、ずっと思っています。
しかし、どうやったら勇気を持てるのかを考えて続けていて、今日、やっと結論が見つかった気がします。
仲間を持つことです。
つまり、勇気を持つというのは、何があっても味方でいてくれる人を1人見つけることです。— パワハラ解決コンサルタント 三國雅洋 (@artof_challenge) May 29, 2017
【1】最終的に必要となるのは、勇気
パワハラを解決するのに、最終的に必要となるのは勇気です。
組織にハラスメント相談室があったとしても、相談室に行くことができなければ解決できません。同様に、パワハラの証拠をどれだけ集めたとしても、その証拠を使うことができなければ解決はできません。
パワハラ解決に向けた行動を起こすには、勇気が必要となるのです。
【2】どうすれば勇気が生まれるのか
しかし、「勇気を出せ!」と言って、勇気が出るものではありません。
セルフコーチングによって勇気を出すことはできるようになりますが、それには時間が掛かります。パワハラ被害に遭っている状況では、あまり時間はかけられません。
そこで、短期間で勇気を出すための具体的な方法論が必要となります。
【3】仲間の存在が勇気を生む
勇気を持つための方法論は、さまざまあります。
しかし、もっとも簡単で効果的であるのは、仲間を作ることだと確信しています。
私は動画リンクコラボという企画を立ち上げて、企画成功に向けての行動を起こしていました。複数人で同じテーマについて、動画をアップするというインターネット上での企画です。
この企画は最終的には7人で行うことになり、7人がそれぞれ「私がお勧めするストレス解消法」というテーマで、動画を撮影しYOUTUBEにアップしました。そして、その中には2人も、初めてYOUTUBE動画撮影を行った人がいるのです。
まさにこれが、人間心理だと思います。
私達は、仲間がいれば、勇気を出して一歩踏み出せるのです。
【4】勇気を出そうとしなくてもよいので、仲間を探そう
つまり、勇気を出そうとしなくてもよいのです。たった一人でも仲間が見つかれば、自然と勇気が出てきます。
ですから、仲間を作るための行動を起こしましょう。あなたの味方となってくれる人を探しましょう。あなたの話を聞いてくれる人を探しましょう。
もちろん、その相手が専門家であればなおよいでしょう。しかし、最初は専門家に連絡を取る勇気を出すことさえ難しいはずです。
そのようなときも同じです。少し勇気を振り絞って行動を起こすか、もしくは仲間を探す行動を起こせばよいのです。
あなたを支え、応援し、背中を押してくれる仲間を探しましょう。最初はインターネット上だけでのつながりでもよいのです。仲間がいることが何より大切なことです。
もし身動きがとれなくても、諦めないでください。仲間が1人見つかれば、あなたは恐怖を乗り越えて行動を起こすことができるようになります。
恐怖を乗り越えるあなたを支えてくれる、あなたの味方を探しましょう。
そして、あなたも恐怖を乗り越える意志を、仲間に示してください。